内容説明
それぞれの地域でナンバーワンの神社を意味する「一の宮」。四国のお遍路のように、全国の一の宮を巡る旅が、いま静かなブームをよんでいる。本書は、北は陸奥から南は薩摩まで、68カ国の一の宮を完全網羅した。「秘密と愛を抱えた日本最大の神社、出雲大社」「ナニワ商人の商売繁盛を支える、住吉大社」「ヤマトタケルに征伐された神、寒川神社」など、神社を繙けばその土地の歴史がみえてくる。
目次
第1章 畿内
第2章 東海道
第3章 東山道
第4章 北陸道
第5章 山陰道
第6章 山陽道
第7章 南海道
第8章 西海道
著者等紹介
恵美嘉樹[エミヨシキ]
作家・歴史旅コンサルタント。旅を通じて、歴史研究の最前線の成果を社会に還元する二人組み。慶應義塾大、明治大の大学・大学院にて、日本史、世界史を専攻。歴史書の編集者や航空会社の国際広報などをへて、日本初の歴史旅コンサルタントを結成する。「日本遺産」「ヤマト巡歴」「世界史街道」などの、新しい知的旅行プランを提唱している。『全国「一の宮」徹底ガイド』で作家活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
28
*神道考古学*神話・天皇ネタの小説読解の為読了。それぞれの地域でナンバーワンの神社を意味する『一の宮』。秘密と愛を抱えた日本最大の神社、出雲大社。ナニワ商人の商売繁盛を支える、住吉大社など!神社を繙けばその土地の歴史がみえてくる(紹介文・他より)――著者の深い敬愛と知識を鑑みれば、いくらでも内容を深く出来たと思います(浅間神宮の富士宮下文献ネタとか…)。しかし"誰にでも分かり易く"を念頭に置いたのだろう。膨大な情報的バックボーンがありながら簡潔明瞭に著された本書は簡素ながら非常に奥が深い!素晴らしい稀書!2013/08/20
ちなつパパ
4
御朱印熱が高じて手にしてしまいました(^O^)「全国一の宮巡礼」無謀だと分かっていてもチャレンジしたくなる(>_<)10年?いや20年以上の長いスパンで考えないと達成は難しいんだろうなぁ〜と思います(^_^;2013/12/26
れお
1
読んでから行けばもっと楽しかったのに。残念2017/05/04
Hiroki Satou
0
ご朱印集めに必携。2015/02/03
rbyawa
0
d136、かつての「国」は今の都道府県に少しずつ名残りを残しているもののそもそも68国あり、その上で一の宮という概念がそこまで明確に定められたものでもなく、複数の有力神社で争っていることもあるよ、という説明のもとに各神社に関して2~5ページくらいしかないんですが、そのわりには読みやすかったなぁ。なぜそこが一の宮なのかというのも由来となる時代がばらばらだったり、別の名前の同一人物や、同じ名前の別の人物や日本神話と虚実とその隙間から見えてくる古来の姿等々、推測や有力説も踏まえてよくこの密度で詰め込んだよなぁ。2013/09/24
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