出版社内容情報
企業の広報部や開発部はもちろん、営業部や企画部などでも、ビジネスパーソンであれば関わる機会のある「デザイン」。しかし、多くのビジネスパーソンはデザインについて体系的に学んでおらず、「どこを見ればいいのかわからない」「どう考えていいのかわからない」という人が少なくありません。その結果、自らつくった資料がわかりずらいために「見る気にならない」と読んでもらえない、また、販促物などのデザインに修正指示を何度出しても完成度が上がらない、ということになってしまうのです。
そこで、本書ではデザインの専門家などではなく、“デザインに触れる機会のあるビジネスパーソン”に向け、「デザインの前に考える」「デザインの要素」、「レイアウト」「意図とブラッシュアップ」という章立てで、デザインの基本的な考え方を紹介。「対象者や目的」にマッチしたデザインをつくれるようになるはずです。
最後にはデザイン界のトップランナーの1人である、ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケートの代表を務める野口孝仁氏に“新しいアイデアの生み出し方”や“デザイン思考”についての特別インタビューを掲載しています。
内容説明
見るだけで理解できて使える!グラフィックデザインの第一人者が伝授!ビジネスに有効なデザインの基本。提案資料や会社案内、イベント周知などの実例多数。「自らつくる」「誰かに頼む」どちらもレベルアップ。
目次
0 デザインの前に考える(「誰に対して(対象者)、どうしたいか(目的)」はデザインの最重要ポイント
商談?会議?作業中?目に入るタイミングや場所を検討 ほか)
1 デザインの要素(文字の要素をうまく整えるだけで格段に伝わるデザインに;デザイン全体のイメージを決める 色の選び方と役割 ほか)
2 レイアウト(5つの種類がある「文字の塊」の役割を明確に;ぼんやりとした情報を具体的に整理し まずはラフを描くのがおすすめ ほか)
3 意図とブラッシュアップ(見た人の興味を引き、注目を集めることが必要!イベント告知のデザイン;雰囲気を重視して世界観をつくる 商品紹介のデザイン ほか)