ＰＨＰ文庫 こんな夫婦に誰がした？―謹んでお慶び申し上げます

綾小路 きみまろ【著】

ＰＨＰ研究所（2007/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 193p／高さ 15cm
• 商品コード 9784569668963
• NDC分類 779.14
• Cコード C0195

内容説明

靴とガムは腐れ縁、女房と亭主も腐れ縁。―中高年のスーパーアイドル綾小路きみまろが、長～い年月をともに歩んでこれられた全国の旦那さま・奥さま方に、とっておきの話をプレゼントします。「こんな○○に誰がした？」という章立てで、老いのこと、健康のこと、お金のことなど、面白くてちょっとタメになる“毒舌”を満載。

目次

第１章　こんな人生に誰がした？
第２章　こんな身体に誰がした？
第３章　こんな欲の塊に誰がした？
第４章　こんな夫婦に誰がした？
第５章　こんな老人に誰がした？
第６章　こんな日本に誰がした？

著者等紹介

綾小路きみまろ［アヤノコウジキミマロ］
１９５０年、鹿児島県生まれ。拓殖大学商学部卒業。大学在学中より日本一の漫談家をめざし、キャバレーの専属司会で芸を磨く。１９７９年、巧妙な話術を買われ、日劇で漫談デビュー。森進一、小林幸子などの専属司会を経て、疲れた中高年を罵倒しつつエールを贈る独特の漫談を確立。２００２年９月、初めてのアルバムＣＤ『爆笑スーパーライブ第１集！中高年に愛を込めて…』（テイチクエンタテインメント）が１６０万枚を超える大ヒットとなり、一気にブレーク。２００３年３月、第１７回「日本ゴールドディスク大賞」企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。２００４年３月、第４１回「ゴールデン・アロー賞」話題賞受賞。２００４年１２月、「ゆうもあ大賞」受賞。（社）落語家協会会員・鈴々舎馬風門下生。２００６年に出した『爆笑スーパーライブ第２集！ガンバッテいただきたいの…』（テイチクエンタテインメント）も５０万枚を超える大ヒットに（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

著者の綾小路きみまろが今までの半生を振り返った一冊。中々面白く読めた。また著者の芸をみてみたいな。

2016/12/12

[kabeo]

綾小路きみまろさんのライブを見ているような感覚。『貸したお金は返ってきません』に納得。ブレイク以降消えていないのは本物の証拠ですね。

2015/07/11

[バーベナ]

声を出して笑ってしまった。いいわぁ～。ついつい了見が狭くなりがちなので、おおらかに生きる知恵として、漫談は必要だわ。笑いながら、とっても大切なことを学べちゃう。

2018/05/04

[ゆきねこ]

中高年の事を毒舌で語っているのに人気があるのは分かる気がします。同じ事をずっと年下のひとが言うと成立しないんでしょう。

[山本 晴信]

温故知新っていうか、きみまろさんの性質が良く分かって大切にしているものとか、失ってしまってはいけないものとかのメッセージを冗談をこめて語っていてこの人すごい人だな、と思った。ただ、何分毒舌要素があるので実際に「アルツハイマー病」だとか「老い」に苦しんでいる人には『むかっ腹』が立って無神経の人と思うかもしれない。私も実際、無神経だなぁ。と思ってその部分にはかなり、『むかっ腹』が立った。

2009/05/17