PHP文庫<br> 人生というもの

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PHP文庫
人生というもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569668680
  • NDC分類 917
  • Cコード C0195

内容説明

『吾輩は猫である』『三四郎』『こゝろ』など、今も読み継がれる多くの作品を残した日本を代表する文豪・漱石。本書は、明治という大変革期に、神経衰弱や胃潰瘍などと闘いながら、“人間とは何か”“いかに生きるべきか”を探求し続けた漱石の名言の数々を、テーマ別に編集した一冊である。「人とは」「学問とは」「女とは」…、現代にも通じる人生の断面を鋭く抉り出した珠玉の箴言集。文庫オリジナル。

目次

第1章 人(人の本性;生まれついての性格;生と死;人間関係の本質;他人を頼る心)
第2章 道(正しいこと;物事へのこだわり;人の罪悪;宗教;世慣れた人)
第3章 学問(知性を磨く意味;教育;学生時代;芸術と文化;文化人の存在意義)
第4章 文明(現代文明;社会と世間;カネの力)
第5章 女(女の本性;女の宿命;さまざまな女の顔;男と女;男の言い分)
第6章 家族(夫婦;親子関係)
第7章 自然(この世の理;運命)

著者等紹介

夏目漱石[ナツメソウセキ]
慶応3(1867)年、東京生まれ。東京帝国大学卒業後、愛媛県尋常中学校(松山中学校)、熊本の第五高等学校などで英語を教える。明治33(1900)年、英国ロンドンに留学。帰国後、明治36(1903)年から第一高等学校、東京帝国大学英文科講師となる。明治37(1904)年、『吾輩は猫である』を発表。以後、『坊っちゃん』『草枕』『野分』などの中篇小説を発表。明治40(1907)年、教職を辞し、朝日新聞社に入社。『虞美人草』『坑夫』などを連載し、翌明治41(1908)年より、三部作『三四郎』『それから』『門』、後期三部作『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』などを連載する。大正5(1916)年、胃潰瘍の悪化で急逝。執筆中だった『明暗』は未完となる

長尾剛[ナガオタケシ]
東京生まれ。東洋大学大学院修了。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。