内容説明
『星の王子さま』『アンネの日記』『銀河鉄道の夜』―時代を超えて読み継がれている名著の数々。本書は、そうした世界の名著２６作品を取り上げ、そのあらすじをまとめたものです。物語の感動は、アニメよりも、原作を読むことでより伝わるもの。我が子に何を読ませるか迷ったとき、忘れかけていた感動を思い出したいとき、この本は必ず役立つでしょう。大人の読書にも耐えうる名作ガイドの決定版。
目次
イギリス
フランス
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カナダ
アメリカ
日本
著者等紹介
三浦朱門［ミウラシュモン］
１９２６年、東京生まれ。作家。東京大学文学部卒。５０年、第１５次『新思潮』を創刊、中国を扱った『冥府山水図』で吉行淳之介、遠藤周作、安岡章太郎、小島信夫らとともに第三の新人として文壇にデビュー。６７年、社会と家庭に於ける人間の関係を扱った『箱庭』で第１４回新潮文学賞を受賞。以後も次々と話題作を発表。第４３回日本芸術院恩賜賞・芸術院賞を受賞するなど、現代日本を代表する作家である。一方、８５年、第７代文化庁長官に就任。その後、親として、また自分自身の長年の学びの場の体験を通して、現在の教育・家族関係についての著書も多く、文化面での発言も多い（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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菜花@ほのおかくとう協会門下生
3
読書好きとして、各国の名作を押さえておこうかと思って借りました。アニメーションで見たことがあっても、原作と違う箇所が多々あり、それぞれに良さがあるな、と感じます。何冊かは幼い頃に読んでいたので、懐かしかったです。記憶が大分あやふやなので、赤毛のアンとトム・ソーヤは再読しようと思います。読みたい時に読みたい本を読むのが一番良い、と再認識する結果になりました。簡単なまとめが載っているので、文庫本裏表紙の簡易説明文では物足りない人にはオススメ。でも、がっつりネタバレしますので、そこだけはお気を付けを。2012/06/19
ヴェルナーの日記
1
著者による世界の名作を紹介する一冊だが、選ばれている本は、いわゆる定番と呼ばれる作品なので、誰でも1冊ぐらいは子どものうちに読んだことのあるものばかりだ。 世界中の26作品を作者と作品背景等を略述し、あらすじを書いている。感想や思索を一切入れておらず、淡々と作品の紹介に徹しているところに、変な予備知識を読者に与えないという著作者の思いに好感を持った一冊だ。2012/10/25
Glitter
0
物語の構造分析や 目当ての童話を探すという目的で使える2016/01/20
まちゃおみ
0
とりあえず図書館に返却。さらっと読みましたが、紹介されていた26冊の本の中でしっかり読んだことのある本は9冊。残りは聞いたことがあったりアニメでみたり映画でみたりと内容は知っているような本でした。これらの本を小学校時代に読んでいたら人生変わっていたか…と考えてみましたが。うーん。どうだろう…。変わらないかなぁ。息子はまだ3歳ですし、小学校に上がる頃にまた借りて息子に良さそうな本があれば読ませる感じにしようかなと思います。2012/02/24
