内容説明
いまだ多くの謎に包まれた太平洋戦争―。今から見れば「なぜ?」と信じられない出来事でも、戦争中だからこその意外なウラ事情が存在するはず。本書は、「九竜半島大要塞のまぼろし」「いざ決戦の日!消滅していた第一航空艦隊の怪」「インパール作戦の最終決断は、人情論に負けたから?」など、日米開戦から終戦時の混乱まで、戦場に埋もれていた驚きの事実30を徹底紹介。
目次
第1章 日米開戦と真珠湾奇襲をめぐる謎(今こそ、ヒトラーと共にソ連を侵攻せん!;ルーズベルト米大統領は知っていた? ほか)
第2章 南方攻略作戦と緒戦の快進撃をめぐる謎(「イエスかノーか」。山下将軍はテーブルを叩いて詰め寄ったか;シンガポール陥落、喜ばなかったヒトラー ほか)
第3章 戦局反転をめぐる謎(“運命の五分間”はあったか、なかったか;覚悟の“自殺行”だったか、山本五十六の撃墜死 ほか)
第4章 日本陸海軍、最後の決戦をめぐる謎(“謎の反転”はどこまで謎だったか;“上陸軍は敗残部隊”で始まったレイテ決戦 ほか)
第5章 終戦と混乱をめぐる謎(この期に及び、和平仲介をソ連に頼んだ真意とは?;世界を一人歩きした“ポツダム宣言は黙殺” ほか)