内容説明
下品な上司に部下は心服しない。次世代を担うミドル・リーダーには、“仕事の能力”だけでなく、“品格”が求められている。本書は、管理者に必要な統率力・実行力はもちろん、礼儀作法や遊び心まで、自己を高める上での様々なヒントを紹介する。「聞く耳は不祥事を防ぐ」「マナーの基本は気づき」「一語の師を持て」など、人間的な深みのある指導者になるためのアドバイス満載。
目次
今、なぜ「上司の品格」が問われるのか―“凛”としたミドル・リーダーの出現への期待だ
“今どきの若者”と言われる部下の実態を知れ―なぜ三年で辞める若者が多いのか
「品格ある上司」を志すなら、まず“人間学”を学べ―部下を掌握するのはテクニックではない
学ぶ心得第一は、「方針」「目標」を明確化すること―目標を示さず、常にブレる上司は最低だ
学ぶ心得第二は、「礼節」を重んずること―礼儀作法を知らない上司に“品格”などない
学ぶ心得第三は、「不易流行」の先見力を持て―時流で変わるもの、変わらざるものの識別を
学ぶ心得第四は、「指導力」という統率力を磨け―部下を育成指導できぬ者は上司にあらず
学ぶ心得第五は、「多逢聖因」で幸運を招け―邂逅(出会い)による人間関係を大切にせよ
学ぶ心得第六は、「一語一会」の言葉づかいが大事―いい言葉は、いい人生をもたらす
学ぶ心得第七は、「風流」という遊び心を忘れるな―真面目・堅物だけでは部下はついてこない
学ぶ心得第八は、「修身・斉家」の実践あるのみ―自分を高める努力が人品をつくる
凛とした「風格」を持つ歴史上の先達に学ぶ―上品でなくてもいい、下品な人間にはなるな
著者等紹介
今泉正顕[イマイズミマサアキ]
1926年、福島県郡山市生まれ。47年、福島経済専門学校(現・福島大学経済学部)卒業。郡山青年会議所(郡山JC)専務理事、郡山商工会議所専務理事を経て、69年、FCT福島中央テレビ創立に参画。同社代表取締役社長・会長を経て、現在、同社最高顧問。県内の青年運動、文化運動並びに地域経済の指導者として活躍中。90年4月には、放送事業の功績で藍綬褒章受章。日本尊厳死協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yamakujira
だっぱら