内容説明
戦車、飛行機、大砲、小銃、自動車…。第二次世界大戦における日本の軍事技術力は、いかなるレベルにあったのか?そして戦争の敗因は一体どこにあったのか?本書は、日本軍の陸戦兵器を中心にその戦略や性能を“米英中ソ”の4つの対戦国と徹底比較していく。「日本製戦車のセンス」「手榴弾を愛した敵軍」など、激戦の意外な真実が明らかになる白熱の対談。
目次
第1章 蒋介石軍と日本軍(兵力差が圧倒的だった昭和十二年;塹壕戦 ほか)
第2章 ソ連軍と日本軍(戦争以上に影響を与えた「紛争」;ノモンハン事件 ほか)
第3章 アメリカ軍と日本軍(縮図となった「ガダルカナル」戦;航空基地の問題 ほか)
第4章 英連邦軍と日本軍(インパール作戦は「悪い見本」か?;水陸両用作戦 ほか)
著者等紹介
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
1960年、長野県生まれ。東京工業大学大学院博士前期課程修了(社会工学専攻)。軍学者
別宮暖朗[ベツミヤダンロウ]
1948年生まれ。東京大学経済学部(西洋経済史専攻)卒業後、信託銀行に入社。主にマクロ経済などの調査・企画を担当し、英米のほか中国香港にて金融ビジネスを経験する。退社後、ロンドンにある証券企画調査会社のパートナー。現在、歴史評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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