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PHP文庫
世界に誇れる日本人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569667546
  • NDC分類 281
  • Cコード C0123

出版社内容情報

日本文明を形作った12人の真実の姿に迫る!

聖徳太子、紫式部、大久保利通、岸信介……。日本の文明を形作った12人にスポットをあて、著者一流の歴史眼で真実に迫る人物評伝。

「歴史から人物伝を除いてしまえば、それは『歴史』ではなく『動物史』である」。さらに著者はこう続ける。「このことを最もよく示しているものの一つは、水戸光圀の『大日本史』で、これは日本人の伝記を年代順に並べた」。

▼本書は事の本質を見抜く慧眼の持ち主・渡部昇一が、「これは!」という日本人12人について独創的視点から論評したものである。

▼「世界で初めて二つの宗教を融合させた天才=聖徳太子」「世界の文化に影響を与えた『源氏物語』の作者=紫式部」「世界に類を見ない『幕府』という制度の創始者=源頼朝」「世界に通じる「勇気」を備えていた武人=徳川家康」「近代日本を創建した鉄人=大久保利通」「明治国家を成功に導いた初代首相=伊藤博文」など、著者一流の斬新な人物の見方・考え方が読み手を引きずり込んで離さない。教科書では教えてくれない新たな人物像が、日本人に誇りを与える新感覚人物評論。

▼『理想的日本人』を改題。

●第一章 聖徳太子 ――仏教と神道を両立させた天才 
●第二章 紫式部 ――世界の文化に影響を与えた『源氏物語』の作者 
●第三章 西行 ――風景を宗教と見なした神仏習合の体現者 
●第四章 源 頼朝 ――世界に類を見ない「幕府」という制度の創始者 
●第五章 織田信長 ――宗教的権威を破壊した中世最大の天才 
●第六章 徳川家康 ――世界的に通じる「勇気」を持っていた武人 
●第七章 松尾芭蕉 ――本地垂迹的精神を結実させた俳人 
●第八章 大久保利通 ――近代日本を創建した鉄人 
●第九章 伊藤博文 ――明治国家を成功に導いた初代首相 
●第十章 松下幸之助と野間清治 ――「心学」的思想を精華させた二人 
●第十一章 岸 信介 ――戦後体制を構築した豪気な政治家

内容説明

日本を代表する日本人はズバリこの人たちだ!本書は事の本質を見抜く慧眼の持ち主・渡部昇一が、「これは!」という日本人12人について独創的視点から論評したものである。世界で初めて二つの宗教を融合させた聖徳太子、世界に通じる「勇気」を備えていた徳川家康など、斬新な人物の見方・考え方が読み手を引きずり込んで離さない。日本人に誇りを与える新感覚人物論。

目次

第1章 聖徳太子―仏教と神道を両立させた天才
第2章 紫式部―世界の文化に影響を与えた『源氏物語』の作者
第3章 西行―風景を宗教と見なした神仏習合の体現者
第4章 源頼朝―世界に類を見ない「幕府」という制度の創始者
第5章 織田信長―宗教的権威を破壊した中世最大の天才
第6章 徳川家康―世界的に通じる「勇気」を持っていた武人
第7章 松尾芭蕉―本地垂迹的精神を結実させた俳人
第8章 大久保利通―近代日本を創建した鉄人
第9章 伊藤博文―明治国家を成功に導いた初代首相
第10章 松下幸之助と野間清治―「心学」的思想を精華させた二人
第11章 岸信介―戦後体制を構築した豪気な政治家

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとる。そのかたわらアメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

καйυγα

4
著者が誇りに思っている日本人の紹介。期待してたものと違っていた。なんだか、著者解釈の歴史本を読んでいる感じだった。申し訳ない、楽しくはなかった。ふむぅ、No Commentで載せるべきだったか。2014/07/24

ジョバンニさん

0
知人にオススメされて手にとってみました。内容はタイトルの「世界に誇れる日本人」、と言うよりかは、「日本を形作った日本人」の方がしっくりくるかと思います。いつの時代も定説から離れ、自身の知識経験からあるべき姿を描き、実行してく。その胆力・行動力は少しでも取り入れたいです。最後の岸信介の章は読んでいて自然と目頭が熱くなりました。過酷な近現代を生きた彼の活躍は比類のないものでしょう。2018/12/30

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