出版社内容情報
人間をほんとうに幸福にする人生哲学とは。
どんな人のどんな人生にも、必ず意味がある――人生を絶対的に肯定するフランクル心理学が語りかける、ほんとうの幸福へのメッセージ。
毎日それなりに楽しく生きているはずなのに、時折たまらなくむなしくなったり、すべてを投げ出したくなることはないだろうか。豊かな社会が実現し、“自分自身のため”に頑張ることすら意味を見出しにくい現代日本では、“私は~のために生きている”と思える人生のテーマ、人生の希望や目標をいかに描くかが大切になってくる。
▼本書は、そのための道標を“フランクル心理学”に求め、第一線のカウンセラーである著者ならではの語り口で、“人間をほんとうに幸福にする”人生哲学への気づきに読者をみちびいていく。ナチス強制収容所の極限状況から生還したオーストリアの精神科医V・E・フランクルが説いた、「絶対的な人生肯定の方法」とはいかなるものなのか。著者みずからの苦悩や体験を踏まえながら、フランクル心理学のエッセンスをもとに読者の魂に響くメッセージをおくる著者渾身の人生読本である。
▼『どんな時も、人生に“YES”と言う』を改題。
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●第1章 なぜ、すべてがむなしいのか
●第2章 欲望を満たしても、心は満たされない
●第3章 ""生きている実感""を取り戻したい
●第4章 「生きる意味」は、すでに与えられている
●第5章 自分の「なすべきこと」を見出す方法
●第6章 あなたを必要とする""誰か""のためにできること
●第7章 「運命の受け止め方」次第で、人生は変わる"
内容説明
人は何のために生まれてきたのか―この問いと徹底的に対峙した著者が出会った答え、それが絶対的な人生肯定の方法・フランクル心理学であった。その基本的な考え方をもとに、カウンセラーとして第一線で活躍する著者が、自らの人生体験を踏まえて綴ったのが本書である。むなしさや生きづらさを抱えたすべての人に贈る、魂を癒すメッセージ。
目次
第1章 なぜ、すべてがむなしいのか―「生きる意味を求める病」に取りつかれた私
第2章 欲望を満たしても、心は満たされない―追うほどに逃げていく“幸福のパラドックス”
第3章 “生きている実感”を取り戻したい―私たちを幸せにする「人生哲学」
第4章 「生きる意味」は、すでに与えられている―フランクルが説く“人生からの問い”
第5章 自分の「なすべきこと」を見出す方法―フランクルの人生肯定法(1) 「創造価値」を実現する
第6章 あなたを必要とする“誰か”のためにできること―フランクルの人生肯定法(2) 「体験価値」を実現する
第7章 「運命の受け止め方」次第で、人生は変わる―フランクルの人生肯定法(3) 「態度価値」を実現する
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年(昭和38年)福岡県生まれ。筑波大学卒業。同大学院博士課程修了。千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。臨床心理士、日本カウンセリング学会認定カウンセラー、上級教育カウンセラー、学校心理士の資格を持つ。日本トランスパーソナル学会会長、教師を支える会代表。時代の精神(ニヒリズム)と闘うカウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒頭巾ちゃん
daiyuuki
うえだしゆう