出版社内容情報
丈夫で健康な体をつくる子どものための食習慣。
幼年期の食生活が、その人の生涯の健康を左右する! 将来の肥満や様々な病気を予防する、幼年期に身につけるべき食習慣を具体的に解説。
子ども時代の食生活が、その人の一生の健康を左右するということをご存じですか? もっとも細胞分裂が活発な6歳までに食べた物が、体の成長と機能に長く影響を与えるのです。このメカニズムは、体だけでなく、脳の成長にも大きく関係しています。
▼では、子どもたちには何をどのように食べさせればよいのでしょうか? まず大切なのが「子どもは大人よりも脂肪を摂る必要がある」ということ。大人の脂肪の必要量が食事全体のカロリーの20%であるのに対し、6カ月以下の新生児では50%必要なのです。他に重要な栄養素は、「食物繊維、カロリー、鉄、カルシウム、亜鉛、葉酸およびビタミンB群、ビタミンA・C・E」。これら8つの栄養素さえきちんと摂っていれば、健康で賢い子どもに育つことがわかっています。
▼年齢別に必要な栄養素や具体的なメニューを満載。子どもが嫌がる食材を食べさせるコツや、食べさせるべきでない食べ物もわかる、ママ必読の1冊!
●第1章 メタボリック・プログラミング
●第2章 子どもの頭の中はどうなっている?
●第3章 重要な八つの栄養素
●第4章 体重とメタボリズム
●第5章 赤ちゃんの睡眠と食べ物について
●第6章 食品アレルギーと食品不耐性
内容説明
子ども時代の食生活が、その人の一生の健康を決める!「メタボリック・プログラミング」というそのメカニズムは、もっとも細胞分裂が活発な幼年期に食べた物が、体の成長と機能に長く影響を与えるというもの。「粉ミルクより母乳のほかが賢い子が育つ」「ファスト・フードは避ける」「子どもは大人より脂肪が必要」など、心身ともに健康な子を育てる、幼年期に身につけるべき食習慣をアドバイス。
目次
第1章 メタボリック・プログラミング―それはどういうこと?それによって、子どものために何ができるか?
第2章 子どもの頭の中はどうなっている?―なぜ子どもは、自分のやり方で食べようとするのだろう?
第3章 重要な八つの栄養素
第4章 体重とメタボリズム
第5章 赤ちゃんの睡眠と食べ物について
第6章 食品アレルギーと食品不耐性―子どもをアレルギーにさせない方法
著者等紹介
ロバーツ,スーザン[ロバーツ,スーザン][Roberts,Susan B.]
タフツ大学栄養学教授、精神科助教授。小児と大人の栄養に関して世界的に認められている専門家である。小児の栄養所要量、小児と大人の肥満、母乳保育、未熟児に必要な栄養、栄養と老化などのテーマに関する研究発表が多数ある
ハイマン,メルヴィン[ハイマン,メルヴィン][Heyman,Melvin B.]
カリフォルニア大学サンフランシスコ校小児科教授。小児胃腸病学・肝臓学・栄養学部長。積極的な臨床プログラムを指導。また、急・慢性疾患の栄養学的治療、小児期の栄養所要量、食品アレルギーに関する研究や教育も行っている。医学博士
村山寿美子[ムラヤマスミコ]
千葉大学薬学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。