内容説明
ゲーム帝国・任天堂に殴り込みをかけ、シェアを奪い三つ巴の形勢を築きつつあるソニーとセガ。この強力な挑戦者相手に任天堂は帝国を守れるか。
目次
序章 任天堂帝国を捨ててソニーに走った「スクウェア」の意図(任天堂一社支配・崩壊の序曲)
1章 パソコンより便利なゲーム機が全家庭を占領する日(ゲーム機戦争が血みどろの戦いになる理由;ゲーム機を家庭に届けた男たちの夢、栄光そして挫折)
2章 第三次ゲーム機大戦に火をつけた、ひ弱な巨人「松下」(足音だけに終わった松下の任天堂潰し;「アメリカ」がキーワードになる、テレビゲーム参入各社の戦略・戦術)
3章 任天堂に手玉にとられたソニーの大逆襲(任天堂王国を脅かすスーファミ影の製作者・ソニーの底力;当たれば天国、コケレば地獄 任天堂の大博打経営術)
4章 任天堂帝国の真の敵は誰だ!(ソフトに目覚めた技術集団・ソニー;危ない橋はこうして渡れ!任天堂の権謀術数)
5章 ゲーム機・最終戦争の勝者はどこだ(ソニー、セガに任天堂潰しの攻略本が書けるのか;大手コンビニの物流システムがゲーム機業界の勢力地図を変える)