出版社内容情報
煩悩はなぜ108? 数字に関する雑学大全!
カップ麺の出来上がりは、なぜ3分になったのか。原稿用紙は、なぜ「20字×20行」になったのか。さまざまな数字にまつわる話題の雑学集。
不動産屋のガラス窓に隙間なく貼られた物件情報。「駅から徒歩○分」は立地条件のよさをうたう決まり文句だが、「徒歩1分」をメートル換算したらどのくらいの距離? と聞かれたら、あなたは何メートルと答えますか。
▼なんとなく「感覚」で書かれていそうな数字だが、じつは、この「徒歩1分」にはちゃんとした算出根拠が、公正取引委員会で決められているのだ。女性スタッフがヒールをはいて、実際に歩いて決めた距離は、「1分=約80m」。「徒歩5分」なら約400mというわけだ。
▼考えてみると、私たちの生活は数字だらけといってもよい。シャネルの「No.5」は有名だが、1から4まではどうなった? なぜ婚約指輪は給料の3倍が相場なの? なぜ1週間は7日なの? といった数字にまつわる素朴な疑問を解消してくれるのが本書だ。
▼カップ麺の調理時間はほとんどが3分間。これはいったいどういうわけだ? その答えももちろん本書のなかにあります。
●第1章 明日から見よう! 暮らしの数字の不思議
●第2章 知られざる裏話 意外な起源を持つ数字
●第3章 果たしてその実態は? ウソをつく数字の裏
●第4章 ちょっとした話のタネ 故事・慣用句の数字
●第5章 どこから生まれた? 単位・法則の数字
内容説明
同じ銘柄の清涼飲料なのに、250ミリリットル入りと350ミリリットル入りが同じ値段?!自動販売機の前で「?」と思った経験はないだろうか。もちろん、これには理由がある。体温計の目盛りは、なぜどのメーカーでも42度まで?河川を「一級」と「二級」に区別する基準とは?本書は、こうした身の回りの数字の「来歴」を探った、「数の雑学本」。知ったら自慢したくなるネタ満載の一冊。
目次
第1章 明日から見よう!暮らしの数字の不思議(不動産広告の「徒歩1分」は公取委公認の80メートル;千の位以上になると「3桁」で区切るのは明治以後の話 ほか)
第2章 知られざる裏話 意外な起源を持つ数字(銭湯のお湯「42度」は各店が勝手に変えてはいけなかった温度;フィルムの枚数と12の倍数はまったく関係なし ほか)
第3章 果たしてその実態は?ウソをつく数字の裏(富士山の5合目は1888メートルにはない;お肌の曲がり角は「25歳」よりも5年手前 ほか)
第4章 ちょっとした話のタネ 故事・慣用句の数字(色男をあらわす「二枚目」は歌舞伎の二枚目の看板に由来;得意芸のことを「十八番」と呼ぶルーツである「箱」の中身 ほか)
第5章 どこから生まれた?単位・法則の数字(人体、地球、ビジネス…すべてを支配する「78対22の法則」;自然界にある金はすべてが24Kではない ほか)
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