出版社内容情報
紀子様が共感する神谷美恵子の生きがい論。
生きがいを失くしたら、人はどう生きるか? ハンセン病患者に寄り添って、苦労をともにした精神科医の魂の言葉から生き方の真髄を学ぶ。
ハンセン病患者の心の闇に灯を灯した精神科医、神谷美恵子。彼女は、絶望的な状況にある患者たちの精神的孤独、悲惨さに注目した。精神科医を志したのは、彼らに「生きがい」を与えることを自分の使命と考えたからだ。
▼神谷美恵子東京研究会は、昭和の時代を凛として生きたそんな美恵子の素晴らしい生き方を、「今、生きがいを見失って彷徨している現代人に伝えたい」という思いで本書を執筆。
▼では、美恵子の言う生きがいとはどのようなものか? それは、「どんな仕事をしているとか、どんな地位にある」といった通俗的なものではなく、「どんな立場にあっても、それぞれの人が心の中に創造し得るもの」であり、「与えられた役割をコツコツと果たしていく過程で手にすることができる」ものだと。
▼ほかにも、美智子皇后との心の交流秘話、紀子さまが美恵子の著書を愛読する理由などを紹介しつつ、「生きがいとは何か」を語る珠玉の人生論。
●第一章 神谷美恵子は「自分の夢をどう実現」したか
●第二章 神谷美恵子は「生きがい」をどう考えたか
●第三章 神谷美恵子とは「どんな女性」だったか
●第四章 神谷美恵子には「どんな困難」があったか
●第五章 神谷美恵子に「現代人は何を学ぶ」べきか
内容説明
ハンセン病患者の心の闇に灯をともした精神科医、神谷美恵子。医師として多くの患者に慕われ、母として、体が丈夫でなかった二人の子どもを立派に育て上げ、妻として、学者である夫をサポートした。晩年は、自らも病いと闘いながら、研究者としても多くの輝かしい業績を残した。美智子皇后との心の交流秘話、紀子さまがその著作を愛読する理由などを紹介しつつ、生きがいとは何かを考える。
目次
第1章 神谷美恵子は「自分の夢をどう実現」したか(神谷美恵子は少女時代にどんな「夢」を描いていたか;幼い頃から生や死について考えた ほか)
第2章 神谷美恵子は「生きがい」をどう考えたか(「社会に報いる」が神谷美恵子の生きる原点だった;長島愛生園で「生きがいとは何か」を教えられた ほか)
第3章 神谷美恵子とは「どんな女性」だったか(頭がよく何事にも一生懸命な人だった;「国家の美恵子さん」と嘱望された能力と人望 ほか)
第4章 神谷美恵子には「どんな困難」があったか(死と直面し乗り越えた若き日の苦難;結核も癌も克服した美恵子の生命力 ほか)
第5章 神谷美恵子に「現代人は何を学ぶ」べきか(欲望に上手くブレーキをかけよう;嫌なことは嫌なこととして直視する ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
くらぴい
なりなり
-
- 電子書籍
- きみのこと毎日おいしく食べたいよ(話売…
-
- 電子書籍
- 花ゆめAi 鉄壁ハニームーン stor…
-
- 電子書籍
- ぼくの夜に星の出る マーガレットコミッ…
-
- 電子書籍
- オークション・ハウス (21)
-
- 和書
- 殺人鬼フジコの衝動