出版社内容情報
気品は、生き方に現れる。気品を養う人生論。
マナーを熟知していれば、気品が漂うというわけではない。マナーはルールだが、気品は生き方だからだ。心の気高さを考えた好エッセイ。
著者の作品に『上品な人、下品な人』(PHP新書)がある。文字どおり、上品といわれる人の振る舞い、行儀が悪いとされる振る舞いについて述べたものだが、その新書の下地となったのが、本書、『気品の研究』である。
▼気品とは何か。どことなく感じられる上品さ。どことなく凛とした感じ。こういう雰囲気が漂う人をして、「気品のある人」という。では、実際にはどうしたらよいのだろうか。本書では、気品の定義に始まり、食べることに対する考え方、流行やブームに対する身の処し方、お金の使い方などをとおして「気品」について述べている。
▼一流レストランで食事をし、洋服からバッグ、時計、靴までブランド物を身に付けても、誰も気品のある人物とは認めないだろう。著者は気品漂う人間への第一歩は、モノの贅沢をやめ、ココロの贅沢を求めることだ、と指摘する。
▼見た目を重要視する傾向の強い昨今、大人の本当の格好よさを考えてみるのに最適の一冊だ。
●気品の価値
●義務を果たす
●金銭感覚の麻痺
●気品の教育が先決
●食に対する姿勢
●テーブルマナー
●食は良少緩静に
●ジェスチャーは最小限に
●計画的に怒る
●姿勢を正す 他
内容説明
どことなく感じられる上品さ。どことなく凛とした感じ。こういう雰囲気が漂う人物を「気品のある人」という。それは、高価な服を着たり、一流といわれるレストランで食事をしたところで身に付くものではない。なぜなら、気品はモノの贅沢ではなく、ココロの贅沢だからだ。動ではなく静に、急ではなく緩に目を向ける、大人だからできる、さりげない「格好よさ」を考え、身に付けるヒント集。
目次
気品の価値
義務を果たす
金銭感覚の麻痺
気品の教育が先決
食に対する姿勢
テーブルマナー
食は良少緩静に
ジェスチャーは最小限に
計画的に怒る
姿勢を正す〔ほか〕
著者等紹介
山崎武也[ヤマサキタケヤ]
1935年、広島生まれ。1959年、東京大学法学部卒業。ビジネスコンサルタント。株式会社インタナショナル・アイ社長として国際関連業務に幅広く携わる一方、著作にも本格的に取り組み、同時に茶道裏千家などの文化面でも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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