出版社内容情報
戦国の世を生き抜いた武将に学ぶ生き方の金言。
常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。戦国武将に学ぶ生き方の極意。
常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではあるまいか。
▼本書では、天下を制した織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を始め、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗などの戦国をリードした人物はもちろん、なるべく多くの武将の言葉を拾うことを心がけた。
▼時代の風を読み、情況に応じて自在に変化する男たちの口をついて出た言葉は、日々変化を続ける現代に生きるわれわれにとって、またとない人生教科書だ。「言葉は人なり」の事例を、歴史作家が丁寧に掘り起こす人物読本。
▼文庫書き下ろし。
●第一章 リーダーとして将はいかにあるべきか
●第二章 家臣のあるべき姿
●第三章 武士たる者は……
●第四章 戦いに臨んでの腹のくくり方
●第五章 組織経営のあり方
●第六章 学問、趣味、身だしなみ
●第七章 息子への一言
●第八章 妻女へ贈る言葉
●第九章 生きるということ
●第十章 人生のフィナーレにおいて
内容説明
常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではないか。「言葉は人なり」の事例を掘り起こした歴史読本。
目次
第1章 リーダーとして将はいかにあるべきか
第2章 家臣のあるべき姿
第3章 武士たる者は…
第4章 戦いに臨んでの腹のくくり方
第5章 組織経営のあり方
第6章 学問、趣味、身だしなみ
第7章 息子への一言
第8章 妻女へ贈る言葉
第9章 生きるということ
第10章 人生のフィナーレにおいて
著者等紹介
楠戸義昭[クスドヨシアキ]
1940年生まれ。立教大学社会学部卒業。毎日新聞社編集委員を経て歴史作家に。多くの周辺史料を使いながら、歴史の実像に迫っていく取材力に定評があり、多くのファンを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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