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兵法 孫子―戦わずして勝つ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569664613
  • NDC分類 399.2
  • Cコード C0134

出版社内容情報

兵法経営の大家が読み解く『孫子』のすべて。

「戦わずして勝つ」ことを謳った天下第一の兵法書「孫子」。その極意を兵法経営の大家が、現代の経営に生かせるよう解説した指南書。

天下第一の兵法書「孫子」。その極意である「戦わずして勝つ」は、現代のビジネスに通じる鉄則であり、「孫子」に競争社会を生き抜くヒントを求める人も多い。

▼しかし、「孫子」について「兵法とは策なり」と誤解している人が多いのも事実である。わが国における「孫子」の家元と言ってもいい大江匡房がこれを心配しているくらいだから、あれこれと策をめぐらすことで「勝てる」という思いこみが、いかに危険かがよくわかる。

▼そこで本書は、兵法経営の大家が、ビジネスの現場において、「孫子」をどう生かすかについて歴史の実例を引きながら解説したものである。

▼『兵は拙速をとうとぶ――時間との勝負である経営の場では、商機を逸しないことを第一に考えよ』『将軍の事は静にして幽なり――社長は見られることが大切であり、効果的である』など、理論と実戦に裏打ちされたその方法論を体得すれば、おのずと勝つ戦略・戦術が見えてくる。

●第1編 経営孫子 
●第2編 孫子解説 
●第3編 孫子抜粋 
●第4編 孫子全文注解 
●付録第1 マキャベリの謀略(陰謀) 
●付録第2 楠木兵法における孫子 
●付録第3 孫?(そんぴん) 
●付録第4 孫子名言の索引 

内容説明

天下第一の兵法書「孫子」。その極意である「戦わずして勝つ」は、現代のビジネスに通じる鉄則であり、「孫子」に競争社会を生き抜くヒントを求める人も少なくない。本書は、そういう声に応え、兵法経営の大家が、ビジネスの現場において、「孫子」をどう生かすかについて歴史の実例を引きながら解説したものである。理論と実戦に裏打ちされたその方法論を体得すれば、おのずと勝つ戦略・戦術が見えてくる。

目次

第1編 経営孫子(将能ありて君御せざる者は勝つ;将軍の事は、静にして幽なり ほか)
第2編 孫子解説
第3編 孫子抜粋(綱領;統御;情報・諜報;作戦;用兵)
第4編 孫子全文注解(始計;作戦 ほか)
付録第1 マキャベリの謀略(陰謀)
付録第2 楠木兵法における孫子
付録第3 孫〓(ぴん)
付録第4 孫子名言の索引

著者等紹介

大橋武夫[オオハシタケオ]
1906年生まれ。愛知県蒲郡市出身。元東部軍参謀、陸軍中佐。東洋精密工業(株)社長、相談役、(財)偕行社副会長などを経て、経営評論家。1987年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フランキー

0
NHKの「100分で名著」で孫子が取り上げられた回を見て興味を持ったので本書を読んでみた。ポイントのみわかりやすく記載された前半部分のみ読んだ。孫子は兵法というだけあって戦の極意を記述したものだが、現代のリーダ論とか経営論に通じる内容。読んでよかった。2014/05/27

ネオ

0
なんて易しく解りやすい孫子でしょうか。付録にマキャベリと楠木兵法も載っていて知識欲が湧いてきます。2008/04/14

kaz67956370

0
日本語訳、解説がされており、わかりやすい2021/01/24

やゆを

0
まさに戦わずして勝つ。 戦いの前の準備・心構えの重要性を説いている(というかそもそも戦う前に勝負は決するべきとまで言っているのだが)。 個人的には「兵は拙速を尊ぶ」という言葉が気に入っている。つまりは「つべこべ考えずやれ」という意味なのだが、孫氏の論理に裏付けられた言葉であると思うと説得力が増し、「孫氏が言うならやってみるか」という気持ちにさせられてしまう。 2020/05/23

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