出版社内容情報
だれでも簡単にできるハギノ式敬語習得法。
敬語は「しくみ」さえ知っていれば誰でも間違いなく使うことができる! わかりやすい図と含蓄に富む解説で、今日から貴方も敬語マスター。
ペットに餌を与える時、「餌をあげる」と言っていませんか? 人に誉められたとき、「とんでもございません」と答えていませんか?
▼「あげる」は敬語です。飼い主と金魚とのあいだの上下関係は、金魚が下ですから、「餌をやる」がきちんとした言い方です。また、「とんでもない」はひとまとまりの単語(形容詞)です。形容詞はどんなに丁寧な敬語を駆使した言い回しの中でも、言い切ることが原則です。
▼本書は国語学者である著者が、「ハギノ式敬語のしくみ図」を使って、正しい敬語の使い方をレクチャーしたものです。『敬語は結局三つしかない』『目上の人に向かってものを言うときは「です・ます・ございます」をつけるだけでいい』など、簡単で具体的な事例が満載です。
▼正しい敬語を身につけたいと思っている人、現在の乱れた日本語をお嘆きの人、ぜひご一読下さい。目からウロコの敬語論です。
▼『みなさん これが敬語ですよ』を改題。
●第1章 敬語はむずかしくない
●第2章 敬語の考えかた
●第3章 言葉の変化と姿勢の軟化
●第4章 学者たちの妙な役割
●第5章 敬語指導はうそだらけ
●第6章 聞き手と無関係な敬語
内容説明
ペットに餌を与える時、「餌をあげる」と言っていませんか?この時の「あげる」は敬語であり、「餌をやる」が正しい言い方です。本書は国語学者である著者が、「ハギノ式敬語のしくみ図」を使って、正しい敬語の使い方をレクチャーしたものです。『目上の人に向かってものを言うときは「です・ます・ございます」をつけるだけでいい』など、具体的な事例満載の一冊。
目次
プロローグ 敬語質問箱
第1章 敬語はむずかしくない
第2章 敬語の考えかた
第3章 言葉の変化と姿勢の軟化
第4章 学者たちの妙な役割
第5章 敬語指導はうそだらけ
第6章 聞き手と無関係な敬語
著者等紹介
萩野貞樹[ハギノサダキ]
昭和14年、秋田生まれ。一橋大学法学部卒。元産能大学教授。昭和45年、敬語論で「月刊文法賞」受賞。昭和46年、「人間教育」論で「自由新人賞」受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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