PHP文庫<br> 武士道―いま、拠って立つべき“日本の精神”

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武士道―いま、拠って立つべき“日本の精神”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569664279
  • NDC分類 156
  • Cコード C0195

出版社内容情報

世界的名著・「武士道」を現代語に訳した一冊。

サムライのごとく気高く生きよ。未来への不安感と閉塞感が広がる日本。生きる指針と誇りを失った日本人におくる「武士道」の口語新訳。

かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。武士道もそのひとつである。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。

▼当時の日本は、まさに文明開化の真っ只中であった。怒涛の如く押し寄せる西洋の新しい価値観によって、社会全体がことごとく西洋化していった。その変わりゆく姿を見て、新渡戸稲造は「日本人とはなにか」を問い直そうと考え始めた。そして彼は失われゆく日本の伝統精神を振り返ったとき、「武士道」こそが、日本人の精神的支柱であり、それを世界に広く紹介することが日本のためになると考えた。

▼本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。今こそ私たちはもう一度「日本人とはなにか」を問い直す時期にきているのではないか。倫理観・道徳観を改めて考えることができる格好の書。

●第1章 武士道とはなにか 
●第2章 武士道の源はどこにあるか 
●第3章 義―武士道の礎石 
●第4章 勇―勇気と忍耐 
●第5章 仁―慈悲の心 
●第6章 礼―仁・義を型として表す 
●第7章 誠―武士道に二言がない理由 
●第8章 名誉―命以上に大切な価値 
●第9章 忠義―武士は何のために生きるか 
●第10章 武士はどのように教育されたのか 
●第11章 克己―自分に克つ 
●第12章 切腹と敵討ち―命をかけた義の実践 
●第13章 刀―武士の魂 
●第14章 武家の女性に求められた理想 
●第15章 武士道はいかにして「大和魂」となったか 
●第16章 武士道はなお生き続けるか 
●第17章 武士道が日本人に遺したもの

内容説明

かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。その一つが武士道である。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。「日本人とはなにか」を問い、倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。

目次

武士道とはなにか
武士道の源はどこにあるか
義―武士道の礎石
勇―勇気と忍耐
仁―慈悲の心
礼―仁・義を型として表す
誠―武士道に二言がない理由
名誉―命以上に大切な価値
忠義―武士は何のために生きるか
武士はどのように教育されたのか
克己―自己に克つ
切腹と敵討ち―命をかけた義の実践
刀―武士の魂
武家の女性に求められた理想
武士道はいかにして「大和魂」となったか
武士道はなお生き続けるか
武士道が日本人に遺したもの

著者等紹介

岬龍一郎[ミサキリュウイチロウ]
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を全国13カ所で主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョゼ★マイペース出没@アイコン変更

52
これは日本人のバイブルと言えると思います。 武士道、まさに大和魂。【義・勇・仁・礼・誠】 今こそ大切に「正しく美しく」生きたいと思いました。 「人には優しくあれ」「正直であれ」「嘘をつくな」「卑怯なことをするな」「約束を守れ」「弱いものをいじめるな」「親孝行をしろ」「兄弟仲良く」p.211の解説より。 新渡戸稲造が「武士道」というもの世界に見せようとしたであろうこの本は現代の日本人の心にも刺さる言葉ばかり。 日本人の血には武士道の精神がまだ今でも残っていると思いたい。その道徳律を大切にしたいです。2022/04/05

ローレンツ🐾

52
再読。もう何度も読んだが、読むたびに凛とした佇まいに立ち直される。日本に生まれ、日本で育ち、日本の未来を生きる我々のバイブル。時代を問わず、多くの人に読み継がれてほしい本。【日本人】であるとはこういうことだ。2021/11/28

ちくわ

47
旧五千円札の人の著作。キリスト教徒である彼がアメリカでこの作品を書いたのが興味深い。当時の世界情勢では、日本=新興の極東の島国くらいの印象であろう…そんな謎国家の特異な国民性を解説したのが世界的にウケたのか? 日本史好きな自分には、武士道は下剋上の戦乱を経て太平の世になった江戸時代に組織の秩序を守る意味で体系化された記憶がある。その合理性を超えた精神性=忠義が組織の強化・持続に活用され、大戦時に大和魂となり、戦後は企業文化となり、今も脈々と受け継がれていると感じる。良くも悪くも日本的集団主義の本質だろう。2023/12/19

SOHSA

42
《kindle》有名な本であるにも関わらず今まで手に取らなかった1冊ではあるが、時代の変遷とともに多くの価値観が変容する現代においてこそ武士道を日本の思想のひとつとしてきちんと理解しておきたいと思い読み始めた。初版は明治であるがその内容は現在でもそのまま通用する明察さに驚いた。もともと英語での出版という経緯を踏まえるとなるほどと合点がいった。葉隠のような精神論ではなく、武士道を客観的に分析する姿勢には説得力があった。今という時間の生き方を考えるときに武士道から気づくこともまた少なからずあると改めて知った。2023/06/20

さきん

38
原本よりも口語調以上に現代に即した事例や古今東西の格言も散りばめられて読み易い。本書でも触れられているが、武士道と評する道徳が武士に当たり前にあったわけではなく、逆に卑怯で残虐な行為が顕在していたからこそ、敵に塩送る話が美談として残る面もある。著者がキリスト教や西洋文明に臨んで改めて自分のアイデンティティを問われて、道徳を明文化したのが本書ではあるが、やはり良いところのつぎはぎという感も否めない。2022/11/20

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