出版社内容情報
生計、身計、家計、老計、死計の深遠な教え。
いかに生き、身を立て、家庭を築き、歳をとり、そして死を迎えるかを説いた「人生の五計」。心を高め、善く生きるための深遠な教え。
いかに生き(生計)、身を立て(身計)、家庭を築き(家計)、歳を重ね(老計)、そして死を迎えるか(死計)――。この言葉は遠く南宗の時代に、見識ある官吏として多くの人たちに深く慕われた朱新仲の悠々たる人生訓である。
▼本書は人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この教訓にヒントを得ながら、深い究明と実践により、独特の論法をもって唱えた『人生の五計』を、いかに現代に活かすかについて語り明かした講話録である。「日用心法」=「日々作用する、働く、その心掛けの法則」「朝こそすべて」=「本当にその時刻において、われわれのすべてが解決される」「師恩友益」=「”いい師””いい友”に巡り会わなければ、いかに天稟に恵まれていても独力では難しい」「良縁と悪縁」=「人生のことはすべて縁である」など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。
▼相手の心を高め、善く生きるための深遠な教え。
●第1章 生計
●第2章 身計
●第3章 家計
●第4章 老計
●第5章 死計
内容説明
いかに生き、身を立て、家庭を築き、歳を重ね、そして死を迎えるか―本書は、人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この五つの教訓『人生の五計』を現代に活かす秘訣について語り明かした講話録である。“日用心法”“朝こそすべて”“師恩友益”“良縁と悪縁”など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。心を高め、善く生きるための深遠な教え。
目次
第1章 「生計」(情理・真理・道理;汚れきった空気と水 ほか)
第2章 「身計」(「師恩友益」;「損三」の友 ほか)
第3章 「家計」(恋愛結婚か見合結婚か;「良縁」と「悪縁」 ほか)
第4章 「老計」(「老計」にみる人情;益軒の『養生訓』に学ぶ;文明に挑む頭脳)
第5章 「死計」(「死生」は「昼夜の理」;水天一碧の最期)
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年、大阪府に生まれる。東京大学法学部卒業。「東洋思想研究所」「国維会」「日本農士学校」「篤農協会」等を設立。また、戦後は「全国師友協会」「新日本協議会」等をつくり、政財界の精神的支柱として多くの敬仰者を持った。全国師友協会会長、松下政経塾相談役を歴任。昭和58年12月逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuma Usui
Nobuchika Hotta
だんぶる
大先生
Willie the Wildcat