PHP文庫
仏教の智恵 心の智恵―安らかな境地へ導く珠玉のことば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569663609
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0136

出版社内容情報

心を自由に穏やかにさせてくれる仏教の名句集。

心を自由に、穏やかに、生き生きとさせてくれる、経典や名僧の言葉。その中から現代に役立つ珠玉の名句を選び、意訳と解説を付した本。

人はだれでも悩むものです。考えても考えても進むべき道がみつからない、辛くて悲しくてどうしようもない、そんな時が必ずあります。お釈迦様もそうでした。

▼なぜ人は死ななければならないのか、なぜ人生にはこんな辛いことがたくさんあるのか、なぜ人はみな幸せに生きていくことができないのか。

▼お釈迦様は徹底的に悩みに悩みぬかれて修行され、ついに「悟り」という心安らかな境地を見つけ出されたのです。

▼本書はお釈迦様の教えを何百年、何千年という長い歴史を通して、読み継ぎ語り継いできた経典や名僧の言葉の中から、今を生きる私たちに役立つ珠玉の名句を選び、編集したものです。

▼「災難に遭うときは」(良寛)、「仏の心も他人の心も我が心も一つ」(空海)、「善人なおもて悪人をや」(親鸞)、「女人は素晴らし 性は素晴らし」(一休)など、言葉の世界を味わいながら、毎日を心自由に、穏やかに、いきいきと生きる知恵が一杯詰まった本です。

●第1章 穏やかなる日々―安心の章 
●第2章 無をつかむ―無心の章 
●第3章 生命を燃やす―全機の章 
●第4章 煩悩も菩薩なり―凡夫の章 
●第5章 ひたすらに祈る―信仰の章

内容説明

人はだれでも悩むものです。考えても考えても進むべき道がみつからない、辛くて悲しくてどうしようもない、そんな時が必ずあります。本書は何千年という長い歴史を通して読み継がれてきた経典や名僧の言葉の中から、今を生きる私たちに役立つ珠玉の名句を選び、編集したものです。言葉の世界を正しく味わいながら、毎日を心自由に、穏やかに、いきいきと生きる知恵が一杯詰まっています。

目次

第1章 穏やかなる日々―安心の章(「平常心是れ道」―『無門関』;「仏法は心中にあり」―空海 ほか)
第2章 無をつかむ―無心の章(「狗子に仏性ありや」―『無門関』;「本来無一物」―『六祖壇経』 ほか)
第3章 生命を燃やす―全機の章(「随処に主となれば」―『臨済録』;「己を師となす」―『法句経』 ほか)
第4章 煩悩も菩薩なり―凡夫の章(「生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く」―空海;「出家しなければならないほどに」―一遍 ほか)
第5章 ひたすらに祈る―信仰の章(「仏を信ずる人、信じない人」―『仏教聖典』;「仏と一つになる」―『仏教聖典』 ほか)

著者等紹介

花山勝友[ハナヤマショウユウ]
昭和6年、東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文学博士。ニューヨーク州立大学、シートン・ホール大学客員教授、東京大学・上智大学講師、武蔵野女子大学教授などを歴任。平成7年6月逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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石橋陽子

13
「自己をはこぶは迷いなり」という道元の言葉。禅で一番大切なことは「あらゆる物は、すべて無である」という立脚点。ここに立てば、差別も分別もなく、生も死もない。それどころか、今考えている自分というものもない。自分にこだわらず、自分を無にしていけば 、世の中の方から自然とことを運んでくれるという。そうすれば分別の世界ではなく、無分別の世界で悟りが開け、その時に本来の自分が現れてくるという。ここには仏の教えが沢山あり、どれも生きていく上で役に立つものばかり。確か母の本棚にあった本。2025/06/07

赤座あかり

0
高僧やお経の意訳が書かれている。仏の教えが書かれている。 読んでいると安らかな仏の気持ちになってくる。 心が平安な気持ちになる。荒んだこの世の中で、このような本を読むと 心が安らいでくる。いつの時代も人は迷っていて、苦しんでいたのかが分かる。 その苦しい人生に於いて、心を穏やかにしてくれる言葉に溢れているので、 人生に迷った時、苦しい時にぜひ読んで欲しい本。 2013/08/03

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