出版社内容情報
心を自由に穏やかにさせてくれる仏教の名句集。
心を自由に、穏やかに、生き生きとさせてくれる、経典や名僧の言葉。その中から現代に役立つ珠玉の名句を選び、意訳と解説を付した本。
人はだれでも悩むものです。考えても考えても進むべき道がみつからない、辛くて悲しくてどうしようもない、そんな時が必ずあります。お釈迦様もそうでした。
▼なぜ人は死ななければならないのか、なぜ人生にはこんな辛いことがたくさんあるのか、なぜ人はみな幸せに生きていくことができないのか。
▼お釈迦様は徹底的に悩みに悩みぬかれて修行され、ついに「悟り」という心安らかな境地を見つけ出されたのです。
▼本書はお釈迦様の教えを何百年、何千年という長い歴史を通して、読み継ぎ語り継いできた経典や名僧の言葉の中から、今を生きる私たちに役立つ珠玉の名句を選び、編集したものです。
▼「災難に遭うときは」(良寛)、「仏の心も他人の心も我が心も一つ」(空海)、「善人なおもて悪人をや」(親鸞)、「女人は素晴らし 性は素晴らし」(一休)など、言葉の世界を味わいながら、毎日を心自由に、穏やかに、いきいきと生きる知恵が一杯詰まった本です。
●第1章 穏やかなる日々―安心の章
●第2章 無をつかむ―無心の章
●第3章 生命を燃やす―全機の章
●第4章 煩悩も菩薩なり―凡夫の章
●第5章 ひたすらに祈る―信仰の章
内容説明
人はだれでも悩むものです。考えても考えても進むべき道がみつからない、辛くて悲しくてどうしようもない、そんな時が必ずあります。本書は何千年という長い歴史を通して読み継がれてきた経典や名僧の言葉の中から、今を生きる私たちに役立つ珠玉の名句を選び、編集したものです。言葉の世界を正しく味わいながら、毎日を心自由に、穏やかに、いきいきと生きる知恵が一杯詰まっています。
目次
第1章 穏やかなる日々―安心の章(「平常心是れ道」―『無門関』;「仏法は心中にあり」―空海 ほか)
第2章 無をつかむ―無心の章(「狗子に仏性ありや」―『無門関』;「本来無一物」―『六祖壇経』 ほか)
第3章 生命を燃やす―全機の章(「随処に主となれば」―『臨済録』;「己を師となす」―『法句経』 ほか)
第4章 煩悩も菩薩なり―凡夫の章(「生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く」―空海;「出家しなければならないほどに」―一遍 ほか)
第5章 ひたすらに祈る―信仰の章(「仏を信ずる人、信じない人」―『仏教聖典』;「仏と一つになる」―『仏教聖典』 ほか)
著者等紹介
花山勝友[ハナヤマショウユウ]
昭和6年、東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文学博士。ニューヨーク州立大学、シートン・ホール大学客員教授、東京大学・上智大学講師、武蔵野女子大学教授などを歴任。平成7年6月逝去
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