• ポイントキャンペーン

PHP文庫
大人の日本語の愉しみ―歴史にそのルーツを訪ねて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569663067
  • NDC分類 812
  • Cコード C0121

出版社内容情報

普段何気なく使っている言葉のルーツをたどる。

「“とんぼ”の語源は“飛ぶ棒”」など、普段私たちが何気なく使っている日本語がどうやって生まれたか、歴史的背景とともに解説する。

武士の石高に由来する「たかをくくる」、後醍醐天皇が最初に行なった「無礼講」、陰陽道の用語であった「本命」、『竹取物語』に謂われのある「ふがいない」、楽器の演奏から生じた「打ち合わせ」……あなたがふだん何気なく使っている言葉には、意外な語源が隠されている!

▼日本人の国語力の低下が問題となっている今だからこそ、言葉の成り立ちを理解して国語力をアップすることができれば、あなたを見る周囲の目も変わってくるに違いない。本書には、人気テレビ番組『トリビアの泉』以降、ブームとなった「ウンチク=単なる雑学」ではなく、それとは一線を画す「大人の教養」と呼ぶにふさわしい雑学が満載! 古代、中世にルーツをもち、現代でもわれわれがよく使う264語を収録しており、語源事典としても活用できる。

▼ふと語源が気になったときに引くもよし、興味の湧いたページを気の向くままに開いて読むもよし――まさに大人が日本語を愉める一冊だ。

[あ行]
●藍 
●あいにく 
●青二才 
●悪逆 
●あぐら ほか 
[か行]
●戒名(かいみょう) 
●案山子(かかし) 
●柿 
●革命 
●駆引 ほか 
[さ行]
●賽子(さいころ) 
●賽銭(さいせん) 
●魚 
●左官 
●桜 
●流石(さすが) ほか 
[た行]
●醍醐味 
●大根 
●大衆 
●大丈夫 
●台所 ほか 
[な行]
●名残り 
●茄子 
●なぞなぞ 
●名前 
●日記 ほか 
[は行]
●博士(はくし) 
●博打(ばくち) 
●箸 
●橋 
●花火 ほか 
[ま・や・ら・わ行]
●まだら 
●祭 
●まな板 
●学ぶ 
●蜜柑(みかん) ほか

内容説明

「駆引」「しっぺ返し」「たかをくくる」「粗相」「付け焼き刃」「のるかそるか」「無礼講」「本命」…あなたがふだん何気なく使っている言葉には、こんな意外な語源があった!日本人の国語力の低下が問題となっている今だからこそ、こうした言葉の成り立ちを知ることは「大人の教養」となる。本書は語源事典として役立つだけでなく、日本史雑学としても愉しめる、気になる言葉の語源264を収録したお得な一冊。

目次


あいにく
青二才
悪逆
あぐら
あげく
阿漕

あさつき
葦〔ほか〕

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院国史学博士課程修了。現在、明治学院大学教授。歴史哲学の手法を基本として文化人類学、科学史等の幅広い視点から日本史、日本思想史を研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまちゃん0

0
まだら模様の「まだら」は仏教用語の曼荼羅に由来するとか、「くわばらくわばら」というのが雷を避けるおまじないで、それは桑原という地名が起源になっているなんてことが、解説されていて面白い。結構、日本神話が元になっている単語があるのも興味深い。2012/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1930453
  • ご注意事項