出版社内容情報
通説の陰に埋もれた戦国の合戦の真実に迫る!
桶狭間の戦い、関ケ原の戦いなど、戦国を代表する10の合戦を選び、通説が語らない真実や勝敗の明暗を分けたポイントを読み解く好著。
群雄が日本列島に割拠し、覇を競った戦国時代。だが、桶狭間の戦い、関ケ原の戦いなどの著名な合戦でさえ、いまだ真相が歴史のベールに覆われていたり、講談的な物語が史実として伝えられているケースは数多い。
▼たとえば「桶狭間」での織田信長の奇襲攻撃は、迂回作戦ではなく、真正面から小高い山上の今川義元本陣に対して仕掛けられたものだった。また川中島の戦いにおいて、乱戦のさなか、上杉謙信と武田信玄が一騎討ちにおよぶ逸話も、虚構に過ぎないのである。本書は、そうした誤伝や巷説を正しつつ、謎の部分には史料に依拠した仮説も交え、戦国時代を代表する10の合戦について、その真実の姿をあぶり出していく。
▼さらに、そうした合戦の経緯を通じて見えてくる、リーダーやサブ・リーダーたちの情報分析・決断・智謀にスポットをあて、勝者と敗者の明暗を分けたものは何かについて迫っている。歴史ファンの知的好奇心をおおいに刺激する好著である。
●巌島の戦い
●桶狭間の戦い
●川中島の戦い
●三方ヶ原の戦い
●長篠・設楽原の戦い
●山崎の戦い
●賤ヶ岳の戦い
●小田原合戦
●関ヶ原の戦い
●大坂の陣
内容説明
桶狭間の戦い、川中島の戦い、関ケ原の戦いなど、戦国時代を代表する著名な合戦でさえ、歴史のベールに覆われている「謎」は数多い。本書では、10の合戦を厳選し、史料を再検討しながらその真実の姿を検証。さらにトップやサブ・リーダーの情報分析、決断、智謀にスポットをあて、勝者と敗者の明暗を分けたものは何かについてせまっていく。歴史ファンの知的好奇心をおおいに刺激する好著。
目次
厳島の戦い
桶狭間の戦い
川中島の戦い
三方ケ原の戦い
長篠・設楽原の戦い
山崎の戦い
賎ケ岳の戦い
小田原合戦
関ケ原の戦い
大坂の陣
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944(昭和19)年、静岡県に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学教授。日本中世史を専攻。文学博士
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