出版社内容情報
古今東西の先人の生き方に人生の本質を問う。
セネカ、カント、兼好法師など、先人たちの言行・著作に、人生の根源的な意味を鋭く問うた随想集。現代人必読の「生き方」のバイブル。
自分の生き方について、人生について、考え、悩み、迷う。そうしたとき、最も信頼のおける道標となるのは、先人たちの生きた足跡、遺した言葉に他ならない。
▼だが、古今東西の膨大な数の先人たちのなかから、自分が抱える問題に的確な示唆を与えてくれる人物と出会うのは、容易なことではない。だからこそ、その水先案内の役を担ってくれる書物が必要になるのだ。
▼「人生の短さについて セネカ」「迷いについて 陶淵明」「意志と情熱について シュリーマン」「心のゆとりについて 兼好法師」など、時代を問わず国を問わず、ときに小説の主人公も含めた39人をモチーフに、テーマごとに人生の根源的な意味を掘り下げた本書は、まさに混迷の現代社会に生きる上での指針の書となろう。
▼新潮選書で「正」「続」2冊が刊行され、多くの読書人に愛読されてきたロングセラーを文庫化に際して合本。つねに座右に置いて読み返したくなる“人生のバイブル”である。
●人生の短さについて/セネカ
●放浪について/ロビンソン・クルーソー
●迷いについて/陶淵明
●三つの道について/与謝蕪村
●生涯の最も大切な時期について/ファーブル
●慰めと安らぎについて/老子
●嫉妬について/小野小町
● 人生の地獄について/ショーペンハウアー
●人間の愚かさについて/ヒエロニムス・ボッス
●犯罪について/ネロ ほか
内容説明
自分の生き方について、人生について、考え、悩み、迷う。そうしたとき、最も信頼のおける道標となるのは、先人たちの生きた足跡、遺した言葉に他ならない。セネカ、カント、白楽天、良寛など、古今東西から選り抜いた三十九人をモチーフに、人生の根源的な意味を掘り下げた本書は、まさに混迷の現代社会を歩む上での“人生のバイブル”となろう。
目次
第1部(人生の短さについて―セネカ;放浪について―ロビンソン・クルーソー;迷いについて―陶淵明;三つの道について―与謝蕪村;生涯の最も大切な時期について―ファーブル ほか)
第2部(慰めと安らぎについて―老子;嫉妬について―小野小町;人生の地獄について―ショーペンハウアー;人間の愚かさについて―ヒエロニムス・ボッス;犯罪について―ネロ ほか)
著者等紹介
森本哲郎[モリモトテツロウ]
1925年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒、同大学院社会学科修了。朝日新聞東京本社入社、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年退社。以後、評論・著述に専念。1988年~1992年、東京女子大学教授
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感想・レビュー
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ykoro
KAZOO
K3
くらぴい