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PHP文庫
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569661872
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

出版社内容情報

超効率的な読み方、書き方のノウハウ大公開。

一日八時間睡眠でひと月百冊の本を読み、三百枚原稿を執筆する著者。社交も大好きな著者が明かす、効率的な読み方・書き方のノウハウ。

1日8時間睡眠でひと月百冊の本を読み、三百枚の原稿を執筆する著者。単行本はもちろん、総合雑誌、文芸誌、週刊誌など、広告や目次にその名を目にしない日のほうが少ないくらいです。膨大な書物を読破し、驚異のスピードで原稿を書くその日常とはいったいどうなっているのか?――本書は、そんな著者が、実際にどう読み、どう書いているのか、具体的なテクニックをあまねく紹介します。

▼読む「目的」をはっきりさせる、役立つ本の選び方、抜書きの効用、ページを「折る」、「書くコツ」の身につけ方、取材でのメモの取り方など、効率的に読み、文章を上達させる秘策が満載。読むこと、書くことについて、多くの人が抱える悩みを解決する実践的なヒントがいっぱいです。著者が実際に使っている手帳やノート、筆記具などの写真もたくさん公開します。

▼社交も大好きという著者が、毎日の執筆の中で模索しながらつくりあげた、究極の読み方・書き方のノウハウ!!

[第1部]どう読むか 
●第1章 本の「効率的」な読み方 
●第2章 「抜書き」の多様なメリット 
●第3章 本以外の情報の集め方 
[第2部]どう書くか 
●第4章 情報整理から表現へ 
●第5章 文章上達の「近道」とは 
●第6章 より幅広く書くために

内容説明

幅広い分野で旺盛な評論活動を続けている著者。膨大な書物を読破し、驚異のスピードで原稿を書くその日常とは―本書は、そんな著者が、実際にどう読み、どう書いているのか、具体的なテクニックを公開します。読む「目的」をはっきりさせる、役立つ本の選び方、抜書きの効用、取材でのメモのとり方など、効率的に読み、文章を上達させる方法が満載。使用中の手帳、筆記具などの写真も公開。

目次

序 ひと月百冊を読み、三百枚を書く
第1部 どう読むか(本の「効率的」な読み方;「抜書き」の多様なメリット;本以外の情報の集め方)
第2部 どう書くか(情報整理から表現へ;文章上達の「近道」とは;より幅広く書くために)

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
昭和35年、東京に生まれる。慶応義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶応義塾大学助教授。気鋭の評論家として文壇・論壇で活躍。『日本の家郷』(新潮社)で三島由紀夫賞、『甘美な人生』(新潮社)で平林たい子文学賞、『地ひらく』(文芸春秋)で山本七平賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

highsax @ シンガポール

12
★★★☆☆ この本から学んだことは「読書は必ず目的意識を持つ」ということ。ただ漫然と本を読んでいても 時間の無駄。小説ひとつ取っても、なぜ読むのかを明確にすることが肝腎。 その昔、福田和也のゼミに所属していたが、あの頃もっと真面目に話を聞いてれば良かった…2017/06/15

maito/まいと

9
手法は非常に真っ当で奇道なし。文章家の道を歩んできた著者ならではの裏打ちあふれる内容だったが、タイトルから内容を期待して読むと、肩すかし感が・・・俗に言う速読や短期間で効果的な執筆、文章力向上のテクはあまり載っていないので、そこは留意して読んで欲しい。もっとも最後は王道が一番。時間をかけてでもきちんと正しいやり方で技術や考え方は身につけていかないといけないということか。2017/03/31

SOHSA

6
如何に書くかといったことのために、どのように読むのかが書かれている本であった。今となってはどれもすでに言い尽くされている感があるが、これが12年前の著作であることを考えれば、なかなか興味深いものがある。しかしながらこの種の著作で紹介される「○百冊」読む読み方はどれも情報源として必要な部分だけを取り出して読む読み方であり、それをもってその作品をまるまる読んだ、つまりその本を読んだと言えるのかが個人的には甚だ疑問ではある。2013/01/15

xxxkayuxxx

3
多読多産の方法、と言っても、その二本柱にとどまらず、具体的な書き方から日常生活に結びつけたあれこれまで。情報の集め方、読む時の心構え、具体的な道具・手段の利用法、という読みの戦略から、それらを利用した書き方は独立したものでなく木々の枝葉のように繋がり広がっているものだということに改めて納得した。同時に、読み書きの方法と同じく「何かを書く」という時、その「書かれるもの」も広がりを持たせることがキーだということ。抜書きと分析は真似したいな。身体を動かして、理想と写生に意識を持たせつつ読み書きをすること。2012/07/23

仲本テンカ

2
「ひと月に三百枚書く」から「ひと月に百冊読む」ことができる著者に脱帽です。とにかく、常にメモ。目的をもって本を選び、狙いを絞って本を開き、必要な部分をメモ。旅行にいってもメモ。転ぶときもメモ帳を離さない。とにかくメモしてる著者。結論としては、常に書くことを考えて、メモをとれということでしょうか。メモ、大事ですよね。やってみよう。2013/07/20

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