出版社内容情報
「がん」の基礎知識がわかりやすく身につく本。
現役阪大医学生が、一般向けに「がん」発生のメカニズムから予防、治療の心得までをわかりやすく解説。基本の基本がよくわかる決定版!
日本人の3人から4人に1人は、「がん」が原因で亡くなっている。どんな健康そうに見える人でも、20代にはがんのもとになる細胞が 1つや2つできているという。だからこそ正しい知識を身につけ、早期発見や生活習慣の改善に心がけることが大切なのだ。
▼本書は、高校生のときに母親をがんで亡くし、医師を志した著者が、「正しい知識をわかりやすく」をモットーに執筆した“がんの入門書”。若い医学生ならではの発想で、がん発生のメカニズム、その症状と治療法、予防や早期発見・早期治療に関する知識から、患者と医療者・患者と家族のあるべき関係、最後のときの迎え方までを幅広く解説している。監修者をはじめ、大阪大学医学部付属病院の多くの医師や看護師の協力により、信頼感ある内容に仕上がっている。
▼聖路加国際病院理事長・名誉院長の日野原重明氏から、「ほかに例をみないほどわかりやすい」と絶賛され、各界で話題となった好著、待望の文庫化!
[1]がんの正体とは
●がんの正確な理解を
●がんはどうやって私たちの体ででき、大きくなるのか
●いろいろなデータからがんを見る
[2]がんの症状と治療法
●がんはどのように進行していくか
●がんの治療法
[3]がんを抑えるライフスタイルを作る
●生活習慣病としてのがんとライフスタイルの重要性について
●ライフスタイル改善の具体策
[4]これからの時代の患者、医療者、家族関係のあり方
●病院で気持ちよく生活するために
●インフォームド・コンセント時代の患者―医療者関係
[5]最後のときを輝いて
内容説明
高校生のときに母親をがんで亡くし、医師を志した著者が、「正しい知識をわかりやすく」をモットーに執筆した“がんの入門書”。若い医学生ならではの発想で、がん発生のメカニズム、その症状と治療法、予防や早期発見・早期治療に関する知識から、患者と医療者・患者と家族のあるべき関係、最後のときの迎え方までを幅広く解説している。類書に例をみないほど読みやすく、わかりやすい決定版。
目次
1 がんの正体とは(がんの正確な理解を;がんはどうやって私たちの体ででき、大きくなるのか ほか)
2 がんの症状と治療法(がんはどのように進行していくか;がんの治療法)
3 がんを抑えるライフスタイルを作る(生活習慣病としてのがんとライフスタイルの重要性について;ライフスタイル改善の具体策)
4 これからの時代の患者、医療者、家族関係のあり方(病院で気持ちよく生活するために;インフォームド・コンセント時代の患者―医療者関係)
5 最後のときを輝いて(医師から「完治は望めません」と言われたら;日本では死を否定する文化が根強く残っています ほか)
著者等紹介
松沢佑次[マツザワユウジ]
1941年生まれ。1966年大阪大学医学部卒業後、大阪大学医学部第二内科学教室に入局。その後、芦屋市立芦屋病院、社会保険紀南綜合病院を経て、大阪大学医学部第二内科学教室に帰局。1977年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。1991年大阪大学医学部第二内科教授。2000年大阪大学医学部附属病院長(2002年3月任期終了)。2003年住友病院院長、大阪大学名誉教授
駒沢伸泰[コマザワノブヤス]
1980年生まれ。1999年私立灘高校卒業。2000年大阪大学医学部医学科入学。2004年4月現在5年生
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