内容説明
部下の持てる能力を引き出す、チームの結束を図る、目標管理を行なう…今ほど、リーダーに幅広い視野と総合力が求められている時代はない。本書は、人を動かすには「目立ちたいという自己顕示欲を活用せよ」、伸び悩む部下には「スランプの段階を見極めて指導せよ」など、心理学理論に基づき、人の上に立つ者の心得を、管理者育成のプロが具体的かつ平易に伝授する、リーダー必読のバイブルである。
目次
第１章 人をリードするための心理法則（生きがい・働きがいを求めるのが人間と心得よ―マズローの欲求五段階説；リーダーの態度で部下の行動は変わると心得よ―Ｘ理論・Ｙ理論 ほか）
第２章 コミュニケーションを円滑にする心理法則（リーダーは知らずに口数が増えることに注意せよ―コミュニケーションの動機；耳の大きいリーダーになれ―積極的傾聴 ほか）
第３章 人を育てる心理法則（マナーは徹底すれば習慣になると心得よ―条件づけ；スランプは上達の過程と心得よ―学習曲線 ほか）
第４章 やわらかい頭脳をつくる（事実と推測を明確に分けてとらえよ―問題感知力；多面的、多角的なとらえ方を心がけよ―地と図の反転 ほか）
第５章 リーダーのための自己改造法（まずは自分の性格を把握せよ―性格パターンの自己診断；自分の「強み」と「弱み」を認識せよ―社会的性格分析 ほか）
著者等紹介
小山俊［コヤマタカシ］
１９４４年、東京都生まれ。横浜国立大学学芸学部心理学科卒業。教育ＰＤＳセンター主宰。法務省心理技官、（社）日本能率協会を経て、現職。人材への関心が高く、人をこよなく愛する人材育成・管理者育成の達人
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