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PHP文庫
鬼平が「うまい」と言った江戸の味

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  • サイズ 文庫判/ページ数 156p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569660868
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

四季折々の鬼平料理を、味わってみませんか?

一本饂飩、軍鶏鍋、天麩羅そば……池波正太郎もこよなく愛した極上の江戸の味を、ここに再現! 四季折々のレシピと珠玉のエッセイ集。

一本饂飩、軍鶏鍋、天麩羅そば、白魚と豆腐の小鍋だて……江戸時代、庶民に親しまれてきた料理の数々。それらの料理は世代を超えて、今もなお私たちの舌に、懐かしくて馴染み深い味の記憶を蘇らせる。

▼池波正太郎作品『鬼平犯科帳』に登場する鬼平料理は、物語の一つ一つに彩りを添えるばかりでなく、食べ物を通じて豊かな季節の移ろいをも感じさせてくれる。

▼本書では、その味わい深い極上の江戸の味を、見事再現! 鬼平が生きた江戸の情景を思い浮かべながら、焼き物の香ばしさや吸物のすがすがしい香り、鍋物から立ち昇る温かな湯気の様子まで、鮮明に感じとることができるだろう。また、料理の味わいだけでなく、鬼平の味覚の鋭さや、鬼平がにぎりずしを食べない理由など、登場人物にまつわるエピソードも満載。

▼本書は、名料理人による四季折々のレシピと、江戸をこよなく愛する作家たちの珠玉のエッセイ集。

[1]鬼平の味 春・夏篇 春―
●菜飯ととうふの田楽、汁 
●田螺とわけぎのぬた ほか 夏―筍飯 
●鰹の刺身と独活の和えもの ほか 
[2]料理の楽しみ、作品を味わう 
[3]鬼平の味 秋・冬篇 秋―鷭のつけ焼と茄子の田楽 
●一本饂飩 ほか 冬―軍鶏鍋 
●茶飯と餡かけ豆腐、けんちん汁 ほか

内容説明

一本饂飩、軍鶏鍋、天麩羅そば…江戸時代、庶民に親しまれてきた料理の数々。それらの料理は世代を超えて、今もなお私たちの舌に、懐かしくて馴染み深い味の記憶を蘇らせる。池波正太郎が描いた鬼平料理は、物語の一つ一つに彩りを添えるとともに、当時の江戸の味わいを鮮明に再現してくれる。本書は、名料理人による四季折々のレシピと、江戸をこよなく愛する作家たちの珠玉のエッセイ。

目次

1 鬼平の味 春・夏篇(菜飯ととうふの田楽、汁;田螺とわけぎのぬた;白魚と豆腐の小鍋だて ほか)
2 料理を楽しみ、作品を味わう―鼎談 逢坂剛・北原亜以子・福田浩
3 鬼平の味 秋・冬篇(鷭のつけ焼と茄子の田楽;一本饂飩;麦飯と大根の味噌汁、鰈の煮つけ ほか)

著者等紹介

逢坂剛[オウサカゴウ]
東京都生まれ。昭和55年に「暗殺者グラナダに死す」でオール読物推理小説新人賞、昭和62年に『カディスの赤い星』(講談社)で直木賞を受賞

北原亜以子[キタハラアイコ]
東京都生まれ。昭和44年に「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、平成元年に『深川澪通り木戸番小屋』(講談社)で泉鏡花文学賞、平成5年に『恋忘れ草』(文芸春秋)で直木賞、平成9年に『江戸風狂伝』(中央公論社)で女流文学賞を受賞

福田浩[フクダヒロシ]
東京都生まれ。「三到」にて修業後、家業を継ぐ。現在、大塚「なべ家」主人。古い料理書の研究、江戸料理の再現者としても名を知られている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いえのぶ

1
池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』に登場した料理を再現し、二人の時代小説作家がエッセイを添える。雑誌『歴史街道』の連載をまとめて書籍にしたもの。うまそうだなと思えるものもあれば、どうかな?もある。2012/11/27

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