出版社内容情報
ジャストな自分を探す女性達を描く恋愛短編集。
自信をもって誰かを好きになるために、ジャストな自分を探している女性達を描いた恋愛短編集。彼女達が生き直す予感を感じさせる物語。
田口ランディの初めての恋愛短編集、待望の文庫化。20代後半から30代の、等身大の女性たちが主人公の物語には、恋愛ベタの女、自分に素直になれない女、自信のない女や男、下心に震える小心者、怒りを押さえられない女、孤独な男、寂しさにつぶされそうな女、愛されたい身勝手な男と女が登場する。
▼自分の気持ちを見失って、やりきれなさにもがきながらも、本当の自分を生きようとする彼女たちは、それぞれに魅力にあふれている。人間の持つ生命力やユーモアを感じ、せつなくもあたたかな気持ちになれる作品ばかり。
▼「アカシヤの雨に打たれて」「花嫁の男友達」「四月になると彼女は」「海辺のピクニック」「海辺のピクニック、その後」「健康のため吸いすぎに注意しましょう」「電話を待ちながら」に、文庫版では「一〇〇万年の孤独」「京都の夜」の2編を収録。
▼自信をもって誰かを好きになるために、ジャストな自分を探している女性たちを描く小説集。
●アカシアの雨に打たれて
●花嫁の男友達
●四月になると彼女は
●海辺のピクニック
●海辺のピクニック、その後
●健康のため吸いすぎに注意しましょう
●100万年の孤独
●京都の夜
●電話を待ちながら
内容説明
大好きな男友達としこたま飲んだ夜、雨の中を一人マンションに帰された加津子は、猛烈な怒りを押さえられないでいた。やりきれない傷みとさびしさにまかせ、過去につきあった男たちに次々と無言電話をかける加津子。やがて一年前に婚約解消された高木につながり…(「アカシヤの雨に打たれて」)。自信をもって誰かを好きになるために、本当の自分を探している女性たちを描いた恋愛小説集。
著者等紹介
田口ランディ[タグチランディ]
作家。1959年、東京生まれ。広告代理店、編集プロダクション等を経て、ネットで文章を発表しはじめる。はじめての小説『コンセント』(幻冬舎)が大きな反響を呼び、以後、精力的に作品を発表しつづけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
まさきち
coco夏ko10角
タナー
ねころじ
-
- 電子書籍
- 天尊、都市に再臨する【タテヨミ】第17…
-
- 電子書籍
- 武錬天下【タテヨミ】第20話 picc…
-
- 電子書籍
- YouTubeとニコニコ動画をDVD&…
-
- 電子書籍
- 731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く…
-
- 電子書籍
- GEI-SYA ―お座敷で逢えたら― …