出版社内容情報
「何のために働くのか」を自らに問い直す本。
なぜ、我々は働くのか。仕事の真の報酬とは何か。働くすべての人々が、自分を見つめ直し、日々の仕事の意味を深く問うための、一冊。
なぜ、我々は働くのか。この深い問いに対しては、あくまでも、私たち自身が、その人生と思索を通じて、答えを見つけていかなければなりません。本書は、その思索を深めるために、仕事の真の報酬とは何か、を始めとする様々なテーマについて、著者の体験的なエピソードを交え、語っていきます。仕事を通じていかに成長していくか。成長のために夢や目標はいかなる意味を持つのか。なぜ顧客は成長の鏡となるのか。顧客との共感ということの本当の意味は何か。人間学を学び、人間力を身につけていくための唯一の方法は何か。なぜ、人間との格闘が大切なのか。働く人間にとって地位とは何か。生涯、会うことのない友人が、なぜ、我々の支えとなるのか。仕事の本当の作品とは何か。職場の仲間とは何か。仕事において、未来とは何か。そして、なぜ、仕事に思想が求められるのか。それらのテーマを深く考えることを通じ、読者一人ひとりに、生き方と働き方を問う本です。
●第1話 思想/現実に流されないための錨
●第2話 成長/決して失われることのない報酬
●第3話 目標/成長していくための最高の方法
●第4話 顧客/こころの姿勢を映し出す鏡
●第5話 共感/相手の真実を感じとる力量
●第6話 格闘/人間力を磨くための唯一の道
●第7話 地位/部下の人生に責任を持つ覚悟
●第8話 友人/頂上での再会を約束した人々
●第9話 仲間/仕事が残すもうひとつの作品
●第10話 未来/後生を待ちて今日の務めを果たすとき
内容説明
なぜ我々は働くのか。この素朴な問いに対して、正面から答えることは難しい。なぜなら、働くことの意味は人によって異なるからである。それゆえ、私たちは、この問いに対する「自分にとっての答え」を見つけなければならない。本書は、思想、成長、目標、顧客、共感、格闘、地位、友人、仲間、未来という10のキーワードを通じ、「自分」という作品を残すための生き方を、深く問いかける本である。
目次
第1話 思想/現実に流されないための錨
第2話 成長/決して失われることのない報酬
第3話 目標/成長していくための最高の方法
第4話 顧客/こころの姿勢を映し出す鏡
第5話 共感/相手の真実を感じとる力量
第6話 格闘/人間力を磨くための唯一の道
第7話 地位/部下の人生に責任を持つ覚悟
第8話 友人/頂上での再会を約束した人々
第9話 仲間/仕事が残すもうひとつの作品
第10話 未来/後生を待ちて今日の務めを果たすとき
著者等紹介
田坂広志[タサカヒロシ]
1951年、愛媛県生まれ。74年、東京大学卒業。81年、同大学院修了。工学博士。87年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。90年、日本総合研究所の設立に参画。同社取締役・創発戦略センター所長等を歴任。現在、日本総合研究所フェロー。2000年、多摩大学教授に就任。現在、多摩大学・大学院教授。同年、シンクタンク・ソフィアバンクを設立。同代表に就任。03年、社会起業家としての新しい生き方と働き方を提唱・支援する「社会起業家フォーラム」を設立。同代表に就任
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感想・レビュー
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新地学@児童書病発動中
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