PHP文庫
「時代小説」を読むキーワード事典―戦国、剣豪ものから捕物帖まで、「あの言葉」の意味がよくわかる!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569660059
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0120

出版社内容情報

これさえ知っていれば、どんな作品も楽しめる。

棒手振り、三度笠、初鰹、岡っ引き……よく聞くけれど意味を知らない「あの言葉」を集めてやさしく解説。時代小説の楽しさが倍増する!

時代小説とは「古い時代の事件や人物に題材をとった通俗小説」(『広辞苑』)のこと。名作も数多く、それらを原作にしたテレビや映画の時代劇には根強いファンがいる。その一方で、「ストーリーそのものは面白いのだけれど、意味がわからないまま読んでいる言葉がある」という人も少なくないのでは?

▼そこで本書は、現代では使われない言葉や独特の表現から「これさえ知っていれば、もっと楽しく読める」用語を厳選し、平易に解説した。

▼「口入屋(くちいれや)…いわゆる人材派遣業」「棒手振り(ぼてふり)…品物を入れた籠や盥を天秤棒で担いで売り歩く商人」「石見銀山(いわみぎんざん)…砒石で作った殺鼠剤」などを、『暮らし』『取締りと裁き』『合戦と城』ほか6章に分類。時代背景から風俗まで、小説の世界をより深く味わうことができる画期的なガイドブックなのだ。初心者向けの作品案内や、便利な索引も掲載したお役立ちの一冊!

▼文庫書き下ろし。

●第1章 暮らしの巻 
●第2章 市中の巻 
●第3章 遊びと旅の巻 
●第4章 取締りと裁きの巻 
●第5章 武家社会の巻 
●第6章 合戦と城の巻 
●終章 時代小説の名作

内容説明

棒手振り、船宿、明六ツと暮六ツ、与力と同心と岡っ引き…時代小説には、現代では使われない言葉や独特の表現がてんこ盛り。本書は「これだけ知っていれば楽しく読める」という用語を、名作・傑作から厳選して平易に解説。時代背景や風俗など、小説の世界をより深く味わうためのガイドブックである。巻末に、初心者向けの作品案内や便利な索引も掲載した。

目次

第1章 宵越しの金は持たない?―暮らしの巻
第2章 鐘は上野か浅草か―市中の巻
第3章 伊勢参り、大神宮にもちょっと寄り―遊びと旅の巻
第4章 これにて一件落着!―取締りと裁きの巻
第5章 殿中でござる!―武家社会の巻
第6章 いざ、出陣!―合戦と城の巻
終章 これはおすすめ!―時代小説の名作

著者等紹介

平川陽一[ヒラカワヨウイチ]
1946年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒。光文社カッパ・ブックス編集部を経て、現在、(株)幸運社代表。主に歴史ミステリーの分野で活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オレンジ。

5
時代小説を読んでいたら出てくるような言葉の解説書。「暮らしの巻」「市中の巻」「遊びと旅の巻」「取締りと裁きの巻」「武家社会の巻」「合戦と城の巻」「時代小説の名作」に分けて解説してある。中でも、疑問だった「湯屋」の石榴口が絵入りで説明されていたので良く分かった。2015/04/18

15deossan

0
用語集、日本史、時代劇。2014/03/22

nur1202

0
可もなく不可もなく。 事典としては平均的な内容で、良い読み物ではないでしょうか。 「陰陽師」が出てきたときは「なぜに?」って思いましたけどね。(^^; (いや、他は戦国/江戸時代の見出しだったのに、ぽつんとこれだけ古かったので。) 最後の作品紹介は、取り上げている作品のジャンルがわりと多彩なのは良かったとして、紹介の文章がパターン化しているのがちょっと残念でしたね。 2011/11/30

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