出版社内容情報
大地震に備えた対策・対処法の集大成。
不動産を所有するオーナー、管理会社向けの地震対策マニュアル。耐震診断、法律知識など、知らなかったではすまされない情報を満載。
大地震がいつ起こってもおかしくない日本。個人個人が備えるのはもちろん、不動産(ビル、アパートなど)を所有するオーナーや管理会社もその備えをしておくべきだ。阪神・淡路大震災では、倒壊した賃貸住宅の犠牲になった遺族が、貸主を相手に裁判を起こし高額の損害賠償が認められた判例や、建物の倒壊でオーナーの工作物責任が認められたケースもあるからだ。
▼そこで、本書は耐震診断、耐震補強から震災時の対応、復興と再建まで、いざというときに役立つ知識を網羅した。これからは、管理会社やオーナーに、震災前さらには震災発生時の責務が問われることは間違いない。「知らなかった」「対策をしていなかった」ではすまされなくなっているからだ。
▼国土交通省も「建築物の耐震改修の促進に関する法律」を一部改正した。地震の備えはいまや当たり前。まず事例や法律を知り、具体的な行動に移すために最適な1冊である。
●第I章 地震の基礎知識
●第II章 耐震対策
●第III章 震災時の対応
●第IV章 復興と再建
●第V章 資料編
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