出版社内容情報
ユング心理学の基本が手にとるようにわかる。
ユング心理学とは何かについて、「夢分析とタイプ論」「こころの不思議」「オカルトとユング心理学」などの章に分け、図解する。
心理学の世界で、フロイトと並んで必ず登場する大学者がユングである。ユング心理学なんて、いまどき時代おくれと思い込んでいる人もいるだろう。
▼しかし、現代はとても錯綜した時代。子が親を殺し、親が子をないがしろにする、大の大人が容易にペルソナを捨てて、刹那の故意や一時の情動に揺り動かされる……。一体、人のこころの奥底に何が潜んでいるのかと、皆、戸惑いを隠せない。こうした時代だからこそ、ユング心理学の真髄が理解されるべきなのである。
▼本書は、ユングという人物とユング心理学の全貌を、イラスト図解でわかりやすく紹介したものである。具体的には、(1)ユング心理学の基礎、(2)夢分析とタイプ論、(3)こころの不思議を解き明かす、(4)ユングってどんな人?、(5)オカルトとユング心理学、の5章から成る。
▼現代のスピリチュアリズムのはしりともいえるユング&ユング心理学を、楽しみながらしっかり学べる本。
●第1章 ユング心理学の基礎
●第2章 夢分析とタイプ論
●第3章 こころの不思議を解き明かす
●第4章 ユングってどんな人?
●第5章 オカルトとユング心理学
内容説明
「偶然の一致」はなぜ起こる?ユングによればそれは、起こるべくして起こっているのである。現代のスピリチュアリズムのはしりともいえる、ユング&ユング心理学が丸ごとわかる一冊。
目次
第1章 ユング心理学の基礎(こころの大海に浮かぶ小島;こころの病を癒やす方法とは ほか)
第2章 夢分析とタイプ論(現代に受け継がれる太古の記憶;夢からこころを知る ほか)
第3章 こころの不思議を解き明かす(偶然の一致はなぜ起こる?;親から受けた虐待の傷跡 ほか)
第4章 ユングってどんな人?(お母さん子だったユング;好きになれなかった父親 ほか)
第5章 オカルトとユング心理学(幽霊が家にやってきた;ポルターガイスト体験 ほか)
著者等紹介
山中康裕[ヤマナカヤスヒロ]
1941年名古屋市生まれ。1971年名古屋市立大学大学院医学研究科卒業、医学博士。名古屋市立大学助手、講師。南山大学助教授を経て、1980年京都大学助教授。1992年同教授、2001年同教育学研究科長・学部長を経て、2005年退職。京都大学名誉教授。京都ヘルメス研究所長。第19期日本学術会議会員。世界表現病理・芸術療法学会副会長。世界箱庭療法学会常任理事。日本遊戯療法学会会長。日本臨床心理身体運動学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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