動物ウイルスが人間を襲う!―エイズ、鳥インフルエンザ、サーズ…

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569658100
  • NDC分類 491.77
  • Cコード C0030

出版社内容情報

動物しか感染しなかったウイルスが人間を襲う。

エイズ、鳥インフルエンザ、サーズ……今まで動物の間でしか感染しなかったウイルスが、ある日突然に変身し、人間を襲う時代が来た!

今まで動物間でしか感染しなかった動物ウイルスが突如として人間に襲いかかるという現象が次々に起こり始めている。――エイズ、鳥インフルエンザ、サーズ、ラッサ熱、エボラ出血熱……などである。

▼人類の歴史は感染症との闘いの歴史であった。流行のたびに多くの人が死んでいった。しかし20世紀になって、ペスト、結核、コレラ、破傷風などの細菌類との闘いにはほぼ勝利するようになった。しかし、それも束の間、多くのウイルス病が我々の生命を脅かす存在となってきたのだ。インフルエンザ、肝炎、白血病などである。

▼ウイルスが細菌と異なるのは、極めて小さいこと、抗生物質のような特効薬がないこと、そして自在に変身すること。細菌とは比べものにならない難敵なのである。

▼本書は、人類最後の敵・ウイルスの実態とウイルス病の現状、また予防と治療の試みを一般の人にも分かりやすく解説している。まさに現代人が読んでおく必要のある書といえよう。

●序章 ウイルスの恐ろしさ 
●第一章 ウイルス時代の到来 
●第二章 ウイルスの脅威 
●第三章 動物ウイルスの襲来 
●第四章 鳥インフルエンザの謎 
●第五章 猛威は続くエイズ・ウイルス 
●第六章 忍び寄るガン・ウイルス 
●第七章 ウイルスの予防と治療の試み 
●終章 長い戦いが始まった

内容説明

今まで動物しか感染しなかったウイルスが、突然人に襲いかかる。ウイルスとの闘いの時代がやってきた。

目次

序章 ウイルスの恐ろしさ
第1章 ウイルス時代の到来
第2章 ウイルスの脅威
第3章 動物ウイルスの襲来
第4章 鳥インフルエンザの謎
第5章 猛威は続くエイズ・ウイルス
第6章 忍び寄るガン・ウイルス
第7章 ウイルスの予防と治療の試み
終章 長い戦いが始まった

著者等紹介

中島捷久[ナカジマカツヒサ]
1943年群馬県に生まれる。東京大学教養学部卒業、京都大学大学院理学研究科修了。理学博士。国立公衆衛生院研究員、東京大学医科学研究所ウイルス研究部助教授を経て、名古屋市立大学医学部ウイルス学教室教授

澤井仁[サワイヒトシ]
1943年東京都に生まれる。東京大学教養学部教養学科、科学史科学哲学分科卒業。日本経済新聞社に入社し、科学技術担当記者。その後、日経BP社に移り、「日経バイオテク」「日経メディカル」編集長、常務取締役医療局長、日経メディカル開発代表取締役社長を経て、現在同社顧問。国際医療福祉大学大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。