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武士道の教科書―現代語新訳・日新館童子訓

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569658025
  • NDC分類 159.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

武士たちが学んだ珠玉の教科書が甦る!

いま見直される武士道。その精髄を伝えるものこそ、武士たちが学んだ教科書である。会津藩主が著した珠玉の書、日新館童子訓が甦る!

武士の子はどうあるべきかを学ぶための教科書『日新館童子訓』。これはしかし、人の子であれば誰でも身につけておくべき倫理観が語られている。

▼会津藩では実際これを繰り返し繰り返し子どもたちに教えることで、いかなる身分の者でも道徳を身につけた。その結果自らがどう生きるべきかを誰もが思索できるようになったのである。

▼本書の中で繰り返し語られる親の「孝」。「それ人たるものは、いずれも三つの大恩あればこそ生涯をまっとうできる。父母が産み、主君が養い、師が教育を施してくれる。(中略)特に父母の恩のきわまりなきことは天地にひとしく、……」

▼聖徳太子の時代から昭和二十年夏の敗戦まで十三世紀にわたって儒教的倫理観は日本人のモラルであり続けたが、戦後はこれらに代わるモラルを育てられなかった。そのようなわれわれ日本人に儒教的倫理観を再評価させる珠玉の一冊。

▼これぞ会津武士の真髄!

●日新館童子訓 上 
●日新館童子訓 下 
●解説 ――会津藩の教育について 

内容説明

武士はいかにして「武士道」を身につけたのか。日本人の「品格ある誇り」の原点がここにある!!会津武士道を伝授する珠玉の書。

目次

日新館童子訓 上(天忍穂耳尊の孝行;杉田壱岐の涙;師に命を捧げた男;立花道雪に不覚なし ほか)
日新館童子訓 下(万里小路藤房、建武の中興を評す;高力喜兵衛の涙;小宮山内膳は武士の鑑;高市麿、持統天皇を諌言 ほか)
解説―会津藩の教育について

著者等紹介

松平容頌[マツダイラカタノブ]
会津藩第五代藩主

中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木市に生まれる。東北大学文学部卒。文藝春秋勤務を経て91年より文筆活動に専念。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞、93年『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年『二つの山河』で第111回直木賞、2005年『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。