出版社内容情報
すべての日本国民に忍び寄る「不安の影」。
医療費の個人負担が急増する、食品や薬品の安全性が脅かされる、日本の子供が世界の落ちこぼれになる……。これが「改革」の実態だ!
急増する医療費の自己負担や、薬品などによる副作用。米国産牛肉の輸入問題。ハゲタカ外資の襲来や、「残業代ゼロ労働」など労働ビッグバンによる雇用不安。姉歯事件以外にも次々に露見する、建築物の耐震強度偽装問題。「改革」の名の下に進められてきた「教育の武装解除」……。私たちの生活を取り巻く「医・食・職・住」の安心と安全が、今いかに脅かされているか。そして日本人の学力と日本の教育の信頼性がいかに損なわれているか――。その本当の原因、マスコミで語られなかった背景について、ノンフィクション作家の関岡英之氏と精神科医の和
●第一章 「改革」が日本人の「安心」を奪う
●第二章 「改革」が日本人の「健康」を侵す
●第三章 「改革」が日本人の「安全」を脅かす
●第四章 「改革」が日本人の「教育」を蝕む
●第五章 「改革」を封印せよ ――いまこそ、信念あるリーダーが求められている
内容説明
医療費の個人負担が急増する、食品や薬品の安全性が脅かされる、日本の子どもが世界の落ちこぼれになる…そんな「現実」にアナタは耐えられますか?
目次
第1章 「改革」が日本人の「安心」を奪う(なんのための「改革」なのか、そろそろふりかえる潮時;「日本社会のアメリカ化」を推進した政権 ほか)
第2章 「改革」が日本人の「健康」を侵す(医療制度「改革」で何がどう変わるのか?;「改革」によって長期入院ができなくなる ほか)
第3章 「改革」が日本人の「安全」を脅かす(薬や医療機器にもおよんでいるアメリカの要求;アメリカで医療機器産業が生き残った理由 ほか)
第4章 「改革」が日本人の「教育」を蝕む(「ゆとり教育」は「教育の武装解除」に等しい;「ゆとり教育」はアメリカによって仕向けられた? ほか)
第5章 「改革」を封印せよ―いまこそ、信念あるリーダーが求められている(日本は何で食べていくか;日本のITの限界を知っているIT企業 ほか)
著者等紹介
関岡英之[セキオカヒデユキ]
1961年、東京生まれ。ノンフィクション作家。慶應義塾大学法学部卒業。東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入行し、証券投資部、北京駐在員事務所、国際協力銀行出向などを経て、約14年間勤務の後に退職する。99年、早稲田大学大学院理工学研究科に入学。建築家・石山修武氏の研究室に所属し、2001年、同修士課程を修了
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院精神神経科助手、米国カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学教授(精神医学担当)。川崎幸病院精神科コンサルタント。一橋大学経済学部(医療経済学)非常勤講師。心理学をビジネスに応用するシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。「緑鐵受験指導ゼミナール」代表。2005年、第5回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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