出版社内容情報
わが子を「下流社会」の住人にしないために!
私立と公立、都会と地方、各家庭間で、知らない間に教育格差が進んでいる! わが子を「下流社会」の住人にしないための教育指南書。
昨今の日本社会を表すキーワードとして、「格差社会」「勝ち組と負け組」「下流社会」などという言葉がよく使われる。たとえば、「勝ち組」は家賃が何百万円もするマンションに住み、億単位の年収が当たり前となっている一方で、フリーターの平均年収は百万円少々という報告もある。ただ、これらの「収入格差」の陰で、かなり激しい勢いで拡大している格差がある。それが「教育格差」である。
▼「ゆとり教育」という美名のもとに、学校で保証されるカリキュラムが激減し、公立学校と私立学校、都会と地方で受けられる教育に大きな格差がついてきた。その格差が、基礎学力を形づくる義務教育の時点で顕著になってきたので、将来の逆転が非常に困難になってきている。
▼格差社会の中でわが子を「負け組」「下流階級」にしないためには、親がしっかりと勉強させるしかない。本書では、格差社会からわが子を守るために知ってほしい情報を提供し、その解決策を提示する。
●序章 知らない間に、教育格差がついている!
●第1章 拡大する私立と公立の格差
●第2章 地方と都会の格差は親の努力で埋められる
●第3章 教育格差は将来の収入格差
●第4章 教育は“情報戦”である
●終章 子供をゆとり教育の犠牲者にしないために
内容説明
本書では、格差社会からわが子を守るために知ってほしい情報を提供し、その解決策を提案する。第1章では私立と公立で受けられる教育内容の格差と中学受験の意味を考察し、第2章では地方と都市部の教育格差について考えてみた。第3章では、「教育格差」が社会に出てからどのような格差に結びつくのかという「結果の格差」を伝えることで、現代における教育の意義を伝えることにした。そして最後に、情報の格差が子供にどのような影響を与えるかの私見をお話しする。
目次
序章 知らない間に、教育格差がついている!
第1章 拡大する私立と公立の格差
第2章 地方と都会の格差は親の努力で埋められる
第3章 教育格差は将来の収入格差
第4章 教育は“情報戦”である
終章 子供をゆとり教育の犠牲者にしないために
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院精神神経科助手、米国カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学教授(精神医学担当)。川崎幸病院精神科コンサルタント。一橋大学経済学部(医療経済学)非常勤講師。心理学をビジネスに応用するシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。「緑鐵受験指導ゼミナール」代表。2005年、第5回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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