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ニヒリズムの宰相小泉純一郎論

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569652672
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

戦後政治を変えた小泉純一郎首相を徹底解剖。

戦後政治を変えた小泉純一郎首相を徹底解剖。「聖域なき構造改革」「サプライズ外交」「ワンフレーズ・ポリティクス」の本当の意味とは。

空前の支持率で五年の任期を終えようとしている総理大臣・小泉純一郎とは何者だったのか。人品骨柄から権力構造までを再検証する。聖域なき構造改革、ワンフレーズ・ポリティクス、サプライズ外交など、小泉劇場を語るには欠かせないキーワードの奥には、新しい政治の胎動が垣間見える。この大転換は世界的な潮流なのか? なぜ小泉政治はこんなに面白いのか? 説得しない、調整しない、妥協しないという「三無主義」を貫いてきたニヒリスト首相を解剖することは、まさに21世紀の政治を見通すことになるだろう。

▼◎序章:三つのタブーがなくなった ◎第一章:選挙を好感度調査にした男―宰相・小泉の登場 ◎第二章:数の政治から劇場型政治へ―宰相・小泉の手法 ◎第三章:小泉内閣の歴史的な意味―宰相・小泉と自民党 ◎第四章:なぜ小泉政治は面白いのか ◎第五章:小泉劇場のライトモチーフ ◎特別対談:小泉時代 日本はどう変わったか―松原隆一郎との対話

●序章 三つのタブーがなくなった 
●第一章 選挙を好感度調査にした男 ――宰相・小泉の登場 
●第二章 数の政治から劇場型政治へ ――宰相・小泉の手法 
●第三章 小泉内閣の歴史的な意味 ――宰相・小泉と自民党 
●第四章 なぜ小泉政治は面白いのか 
●第五章 小泉劇場のライトモチーフ 
●特別対談 小泉時代 日本はどう変わったか ――松原隆一郎との対話

内容説明

空前の支持率で五年の任期を全うした総理大臣・小泉純一郎とは何者だったのか。人品骨柄から権力構造までを再検証する。聖域なき構造改革、ワンフレーズ・ポリティクス、サプライズ外交など、小泉劇場を語るには欠かせないキーワードの奥には、新しい政治の胎動が垣間見える。この大転換は世界的な潮流なのか?なぜ小泉政治はこんなに面白いのか?説得しない、調整しない、妥協しないという「三無主義」を貫いてきたニヒリスト首相を解剖することは、まさに21世紀の政治を見通すことになるだろう。

目次

序章 三つのタブーがなくなった
第1章 選挙を好感度調査にした男―宰相・小泉の登場
第2章 数の政治から劇場型政治へ―宰相・小泉の手法
第3章 小泉内閣の歴史的な意味―宰相・小泉と自民党
第4章 なぜ小泉政治は面白いのか
第5章 小泉劇場のライトモチーフ
特別対談 小泉時代日本はどう変わったか―松原隆一郎との対話

著者等紹介

御厨貴[ミクリヤタカシ]
1951年東京生まれ。75年東京大学法学部卒業後、同大学法学部助手を経て、78年東京都立大学法学部助教授。88年同教授。米ハーバード大学客員研究員などを経て、99年政策研究大学院大学教授。同年東京都立大学名誉教授。2002年より東京大学先端科学技術研究センター教授。著書に『政策の総合と権力 日本政治の戦前と戦後』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目危機の時代のリベラリスト』(中央公論新社、吉野作造賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yagian

0
年末の大掃除で発掘された本を消化するシリーズ。御厨貴としては軽めの本。どこかの段階で本格的に小泉純一郎自身からオーラル・ヒストリーを聞き取ってほしい。2014/01/05

Naota_t

0
小泉純一郎時代、子どもながらに政治を身近に感じたのを覚えている。 劇場型政治やワンフレーズポリティクスと揶揄されることも多いけれど、それらを差し引いても、本書を含めて色々な政治に関する本を読んで、小泉純一郎を全面的に否定する内容は未だに見たことがない。 ───イエスかノーかと問われたら必ずどちらかを取るし、それが前にいったこととまったく逆ではないかと一見見える場合でも、環境状態が違うからひっくり返しているだけの話で、彼の気持ちのなかでは一貫性は何ら壊れていないわけです。(p.139) 2013/06/30

atsut101

0
多分、みんなが思っていたが、当時はあまり表立って言う人がいなかった小泉さんの何も考えていない政治の実際と展開。小泉さんが55年体制を壊したことの是非が今問われている。野田さんと比較すると、野田さんは今必要な政治的決定を着実に実現させたことから、小泉さんよりも成果を残したと感じられた。2012/11/22

ken

0
もう一度読もうと思える書2011/08/24

かんたろう

0
オーラルヒストリーを実践する筆者がさまざまな政治家から直接聞いた内容を交えつつ語る小泉純一郎論はわかりやすくて面白い。筆者は自民党が壊れるのを待ち望んでいるみたいだが、今回の民主党政権の誕生についてどう考えているのか、ぜひ筆者の書いた本を読んでみたい。2010/01/02

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