出版社内容情報
日本的思考メカニズムをあらためて問い直す。
激化するグローバル競争、企業間競争を勝ち抜くために、現代日本人の思考メカニズムを徹底的に突き詰めた、産業人による新しい日本人論。
グローバル化が進行する二十一世紀。もはや私たちは「なんとなく、日本人」であるという“ぬるま湯”に安住しているだけでは、激しい企業間競争、社内競争を生き残れない。しかし、アングロサクソン的な改革が、ほんとうに日本の風土に適しているのか?
▼本書は、国際ビジネスマンの経験をもち、西洋的思考法を熟知した著者による新しい日本人論。「日本人は論理的でない」「日本人は保守的である」「日本人は常識的でチャレンジをしない」「日本人はリーダーに不向きである」――日本的思考メカニズムを論理的に探究することで、こうした日本人の負のイメージを検証、打破し、この国がもつ潜在力の源泉を明らかにする。B級グルメやラーメンにおけるこだわりや探究心は、浮世絵の芸術性、高品質に通じるものがあるし、幕末に作られた驚嘆すべき万年時計はたんなる模倣を超えて、まさに「コピーがオリジナル以上になる」ことを示しているのである。
●第一章 「なんとなく、日本人」が意味するもの
●第二章 日本人のアイデンティティを論理的に考える
●第三章 不思議な日本語
●第四章 日本人の自己構造
●第五章 日本的思考メカニズム
●第六章 受け入れるべき事実、打破すべき神話
●第七章 若者たちは日本を変えるか
●第八章 日本人の根源的強さとは何か
●終章 思考の本質はひとつではない
内容説明
グローバル化が進行する二十一世紀。もはや私たちは「なんとなく、日本人」であるという“ぬるま湯”に安住しているだけでは、激しい企業間競争、社内競争を生き残れない。しかし、アングロサクソン的な改革が、ほんとうに日本の風土に適しているのか―。国際ビジネスマンの経験をもち、西洋的思考法を熟知した著者による新しい日本人論。日本的思考メカニズムを論理的に探究することで、国内外に根強い日本人のマイナスイメージを払拭し、この国がもつ潜在力の源泉を明らかにする。
目次
第1章 「なんとなく、日本人」が意味するもの
第2章 日本人のアイデンティティを論理的に考える
第3章 不思議な日本語
第4章 日本人の自己構造
第5章 日本的思考メカニズム
第6章 受け入れるべき事実、打破すべき神話
第7章 若者たちは日本を変えるか
第8章 日本人の根源的強さとは何か
終章 思考の本質はひとつではない
著者等紹介
小笠原泰[オガサワラヤスシ]
1957年鎌倉生まれ。東京大学文学部卒、米国シカゴ大学社会科学大学院国際政治経済学修士・同大学経営大学院経営学修士。マッキンゼー&カンパニー、フォルクスワーゲンドイツ本社を経て、米国カーギル社ミネアポリス本社入社。同社オランダ、イギリス法人勤務を経て、1996年よりNTTデータ経営研究所。NTTデータ経営研究所パートナー、静岡大学大学院工学研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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