出版社内容情報
本人・家族ががんになったら必ず読むべき本。
自分や家族が、がんにかかったらどうすればいいのか? 阪大医学生が6年間で学んだことを、学生の視点からわかりやすく解説した一冊。
前著『阪大医学生が書いた やさしい「がん」の教科書』から3年。阪大医学部を卒業することになった著者が、6年間の学生生活をへて、「がん」について研究したこと、学んだことの集大成として、新たな本を執筆した。
▼今回は、「本人や家族ががんにかかったら、どうすればよいか、また、がんにならないためにはどうすればいいか」ということをメインテーマとして、前作同様、一般の人にもわかりやすく、その心構え、考え方、そして、がんとの正しい向き合い方を解説する。
▼そして自らの経験を通し、人間の根源的なテーマである、「生」とはなにか、「死」とはなにかという問題にまで踏み込んだ意欲作である。
▼がん患者やその家族だけでなく、医療関係者にとっても、「正しいがんの知識」を習得するのに大いに役立つ内容になっており、前作に引き続き、聖路加国際病院理事長の日野原重明氏も絶賛している。
▼まさに、「がんのバイブル」といえる一作だ。
[Chapter 1]「がん」と向き合う構えを作る
●第一節 それぞれの「がん」
●第二節 がんの様々な「痛み」に対応する
[Chapter 2]患者さん、家族、医療者の間で
[Chapter 3]それぞれの健康観、病気観と予防
●第一節 それぞれの健康観、病気観
●第二節 それぞれの予防法の構築を
[Chapter 4]がんと生命観、死生観
[Chapter 5]原点としての「がん」 ――ある家族の場合――
内容説明
がんは、治療成績、方法が年々改善してはいるものの、いまだに我々人類にとって油断のならない病気です。ここでは著者が6年間の医学部生活、研究生活の中で、がんの患者さん・家族・医療者の間の問題点を調査・研究した結果、思い至ったことをまとめました。「がんで親を亡くし、医学部に入り、がんや、がんと向き合う患者さんを見ながら、6年間、がんとは何かを自分なりに考えたこと」を書かせていただきます。
目次
1 「がん」と向き合う構えを作る(それぞれの「がん」;がんの様々な「痛み」に対応する)
2 患者さん、家族、医療者の間で(医療の永遠の課題―コミュニケーション;正確な知識の重要性 ほか)
3 それぞれの健康観、病気観と予防(それぞれの健康観、病気観;それぞれの予防法の構築を)
4 がんと生命観、死生観(日頃忘れがちな「生」の概念;日常において死をあまり意識しない日本人 ほか)
5 原点としての「がん」―ある家族の場合
著者等紹介
駒沢伸泰[コマザワノブヤス]
1980年生まれ。2000年大阪大学医学部医学科入学。2006年3月同大学卒業。4月より、大阪大学医学部附属病院卒後臨床研修センター勤務予定。「やさしい医師、考える医師」を目指し、研鑽を積んでいる。日本癌学会、日本医学教育学会、日本緩和医療学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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