出版社内容情報
意外と知らない仏像の基礎知識をやさしく解説。
如来と菩薩の違いは? 手の形の意味は? 種類や見分け方から成り立ちまでを図解で解説。仏像鑑賞が10倍楽しくなる一冊。
近年、若者から年配者まで、幅広い年齢層のあいだで仏像鑑賞が人気となっています。ひとくちに仏像といっても、その姿は実にさまざま。阿弥陀如来、薬師如来、普賢菩薩……、仏像の種類によってご利益だって違ってきます。あなたは仏像の種類を見分けることができますか?
▼仏像は仏教思想を広めるため、信仰の対象として造られました。そのため、製作上のさまざまな決まりごとがあります。持ち物のひとつひとつや手の形にも、深い意味があるのです。仏像がもつ宗教的な意義を理解したとき、仏像の魅力は何倍にもふくれあがることでしょう。仏像が見る者の心を癒し、やすらぎをもたらすのも、その根底にある仏教思想と無関係ではありません。
▼本書では、「如来」「菩薩」「明王」「天」といった仏像の種類と見分け方のほか、その成り立ちや製作方法、印(手の形)の意味など、仏像鑑賞に必要な基礎知識をやさしく解説します。
●第1章 仏像の面白さを知るならこの10体
●第2章 仏教とともにやってきた仏像
●第3章 基本形を知るとがぜん面白くなる
●第4章 如来・仏の最高ステージ
●第5章 菩薩・救いを求める人を救済する
●第6章 明王・インド渡来の怒れる神々
●第7章 天・インドがルーツの守護神
内容説明
「如来」と「菩薩」の違い、手の形の意味、持ち物…、その由来から見分け方までをわかりやすく解説。
目次
第1章 仏像の面白さを知るならこの10体
第2章 仏教とともにやってきた仏像
第3章 基本形を知るとがぜん面白くなる
第4章 如来・仏の最高ステージ
第5章 菩薩・救いを求める人を救済する
第6章 明王・インド渡来の怒れる神々
第7章 天・インドがルーツの守護神
信仰された僧侶たち
著者等紹介
瓜生中[ウリュウナカ]
1954年、東京に生まれる。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド思想関係の研究、執筆活動を行ない、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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