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日本と世界の大潮流―「デフレ」「原油高」「BRICs」の行方を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569646534
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

景気が回復へと向かうなか、今後の経済の鍵を握る「デフレ」「原油高」「BRICs」の情勢をどう読むか。国際金融エコノミストが大胆予測。

「デフレ」はいつまで続くのか。「原油高」はインフレ再燃につながるのか。中国を含めた「BRICs」の今後をどう読めばいいのか――。

▼今日の日本を取り巻く世界経済は全体としてすさまじい激動の最中にあり、経済界で活動しているビジネスマンは競争相手よりも少しでも変化の本質に迫る努力が求められている。競争は企業間にとどまらない。個人間でも激しくなっている。この競争を勝ち抜くためには、古い経験、その総括とも言うべき常識の制約を振り捨てて、新しい変化の本質に迫る解明が必要である。

▼本書は、こうした情勢の変化の背景を分析することで、世界経済の新現象の解明に努める。また、世界経済の基調となった「デフレ」の本質が単なる金融政策の産物という考え方を強く否定し、政治を含めた世界情勢全体の基調の変化にその原因を求める姿勢をいちだんとクリアにする。

▼日本の景気回復をいち早く予見した国際エコノミストによる緊急書き下ろし。

●第1章 デフレは終わったか 
●第2章 世界デフレは日本経済にとっての追い風 
●第3章 原油高は長く続かない 
●第4章 原油高はインフレ再燃ではない 
●第5章 BRICsの実力と今後

内容説明

長期好況が始まった。日本の景気回復をいち早く予見した国際エコノミストによる緊急書き下ろし。

目次

第1章 デフレは終わったか(デフレの原因は経済政策ではなく、米国の一極支配体制;日本の失敗―「失われた十年」の大きな理由 ほか)
第2章 世界デフレは日本経済にとっての追い風(デフレは売り手に地獄、買い手に極楽;日本は世界最高の研究開発投資国 ほか)
第3章 原油高は長く続かない(投機の背景は世界的な「余裕資金」;原油の需給は変わっていない ほか)
第4章 原油高はインフレ再燃ではない(前世紀と今世紀の原油高はまったく質が違う;安価な労働力を提供する新興国がデフレを促進 ほか)
第5章 BRICsの実力と今後(BRICsに共通するインフラ投資の遅れ;中国の政治体制は崩壊へ向かう ほか)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
1927年、京都生まれ。1953年、大阪大学工学部卒業。新聞記者、証券アナリストを経て、国際エコノミストとして活躍。最先端の技術情報、軍事知識、現場から見た経済分析をもとに生み出される先見力には定評がある。1983年、『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で第3回石橋湛山賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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