出版社内容情報
イチロー選手のような人材になる具体的方法。
ビジネスマンにも学ぶ点の多いイチロー選手。その能力を身につける具体的ノウハウと、企業内教育のあり方をスポーツ心理学から説く。
本書は、スポーツ界の大スター「イチロー」を、「企業のスター人材」に見立て、どうやったらそのような人材(ビジネスマン)になれるのか、育てることができるのかを説き明かしたものである。
▼もし、相撲で横綱になろうと願っても、先天的な肉体の限界で、たいていの人は諦めざるをえないだろう。しかし、本書で分析するように、イチロー選手が教えてくれる成功の理由は、次のような点だ。◎重圧に負けない精神力、◎効果の上がる科学的トレーニング、◎正しいメンタル・テクニック、◎日々の絶え間ない努力……これらは、いずれも後天的に身につけることができるものばかりである。
▼すなわち、正しいトレーニングを積み、日々の努力を重ねれば、誰にでも成功の扉は大いに開いているということだ。誰もが「イチロー的能力」を身につけることができる。社内でイチローを育てることもできる。では具体的にどうすればいいのか。そのノウハウを体系的に説き明かす!
●第1章 イチローに学ぶ「スター人材に必要な能力」ベスト15
●第2章 イチローになる具体的ノウハウとは
[第1講]ミッションをつかむ
[第2講]「スター人材」になる上手な目標設定
[第3講]「スター人材」の能力を磨く毎日のノウハウ
[第4講]正しいオンとオフ
●第3章 イチローになるイメージ・トレーニングのノウハウ
[第1講]最高の自分を描こう
[第2講]失敗のシーンを活用して成長する
[第3講]右脳を開発する
●第4章 イチローを育てる管理職のノウハウ
[第1講]イチローを育てた上司の「実例」
[第2講]イチローを育てる上司の「リーダーシップ」
[第3講]イチローを育てる上司の「人間関係術」
内容説明
イチロー選手が教えてくれる成功の理由は、いずれも後天的に身につけることができるものばかり。正しいトレーニングを積み、日々の努力を重ねれば、誰にでも成功の扉は大いに開いている。本書は、スポーツ界の大スター「イチロー」を、「企業のスター人材」に見立て、どうやったらそのような人材(ビジネスマン)になれるのか、育てることができるのかを解き明かしたものである。
目次
第1章 イチローに学ぶ「スター人材に必要な能力」ベスト15(単純作業の大切さ;「石の上にも十年」の継続 ほか)
第2章 イチローになる具体的なノウハウとは―あなたが成長するために、社内で部下に教えるために(ミッションをつかむ;「スター人材」になる上手な目標設定 ほか)
第3章 イチローになるイメージ・トレーニングのノウハウ―あなたが成長するために、社内で部下に教えるために(最高の自分を描こう;失敗のシーンを活用して成長する ほか)
第4章 イチローを育てる管理職のノウハウ(イチローを育てた上司の「実例」;イチローを育てる上司の「リーダーシップ」 ほか)
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
1947年、兵庫県生まれ。京都大学工学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号取得。10年間の住友電気工業・研究開発本部勤務を経て独立。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ解析に従事。1982年、(株)スポーツ・ソフト・ジャパンを設立。プロスポーツ選手を中心に右脳開発トレーニングに努める。右脳活性プログラムのカリスマ・トレーナーとして、これまで多くの受験雑誌や大手学習塾に右脳開発トレーニングを提供。自ら名付けた「右脳IQ」という概念を日本に広めるために尽力している。1999年より鹿屋体育大学助教授。日本スポーツ心理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。