出版社内容情報
なんであんなこと言ってしまったんだろ~。こんな私、好きじゃない……。後悔ばかりで自信がない、自分が嫌いになるということの意味。
人は他人ばかりか自分をも嫌う。「オレは最低だ」と責める。へこむ、おちこむ、滅入る……いつしか心は荒んでいく。いったい、なんのために?
ところが見よ、自己嫌悪とは無縁の「自分様」がいるではないか。羨ましいか? でも「まとも」な人よ、思い上がるなよ。せっかく自分に嫌われたのだ、不安な心をごまかすな。決められるのは自分だけだ! 動かなければなにも変わらない。
[なぜ? なぜ? なぜ?]なぜ自分がだめだと落ち込むのか。なぜわざわざ自分で自分を嫌うというなんの利益にもならないことをするのか。なぜ金がなくなると気持ちが逼迫するのか。なぜ同僚が出世するとおもしろくないのか。なぜ失恋すると悲しいのか。人からバカにされるとなぜ腹が立つのか……これらを最後で受け止めるのは「心」!
内容説明
「なんてひどいこと口にしてしまったんだろう」「こんな性格直したい」。強くなりたい!…けど、どうにもならない。自信なんかもてやしない。人は他人ばかりか自分をも嫌う。「オレは最低だ」と責める。へこむ、おちこむ、滅入る…いつしか心は荒んでいく。いったい、なんのために?自信なんかなくていい。強くなんかならなくていい。でも、変わることはできる!心が荒んで自分を失ってしまう前に「人間のクズ」にはならないために。
目次
第1章 ちょっとだけ自己嫌悪…(嫌悪のオーラ;感情が損傷を受ける ほか)
第2章 ほんとうにこんな自分がイヤだ!(人生を楽しめない;自己嫌悪のグラデーション ほか)
第3章 自己嫌悪ってなんの話だ?(自己嫌悪なんか生涯無縁に見える人;極悪からNPOへ ほか)
第4章 もう自分で叱っておいたから―自分を救う技術(「わたしはブンヤではありません」;みんな権限が欲しい ほか)
第5章 自分で自分を認められない(他人を認めない者;認められないバアサンはいやがらせをする ほか)
第6章 人間の心(なぜ?なぜ?なぜ?;すべては心である ほか)
著者等紹介
勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。現在、洋書輸入会社に勤務。88年第7回毎日21世紀賞受賞。「ふつうの人」の立場から、「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で一躍話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rara
しゅんぺい(笑)
Bartleby
アツシ
三人称単数男性