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人生の成功とは何か―最期の一瞬に問われるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569644073
  • NDC分類 159
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「人生の成功とは何か」を深く静かに語る。

人生において真に成功するとは如何なることか。お金や地位や名声ではなく、生き甲斐ある人生を送るための成功観を静かに語りかける。

人生の成功とは何か。これは多くの人々にとって、大切な問いです。誰もが成功したいと願い、ただ一度の人生を歩んでいるからです。しかし「あなたにとって、人生の成功とは何ですか?」と改めて問われると、これに答えるのは容易ではありません。

▼そのためか、お金や地位、名声のような分かりやすい基準において競争社会で勝利した人が成功者であるという考え方が、いま強い影響力をもっています。本書はこうした風潮に一石を投じるために書かれました。「成功の方法」や「成功の鍵」を説いた本は溢れています。しかし、「人生の成功とはそもそも何か」という問いを突き詰めた本はありません。

▼著者は、世の中に存在する成功の思想の本質を見つめるなら、「勝者の思想」「達成の思想」「成長の思想」という三つの思想があると言います。本書はこれら三つの思想から、人生の成功の意味を深く問いかけます。

●「人生の成功」とはなにか 
●なぜ、我々は「勝者の思想」を抱いて歩み始めるのか 
●「勝者の思想」を抱いて歩むとき、見えてくる限界とは何か 
●なぜ、「勝者の思想」は「達成の思想」へと成熟していくのか 
●「達成の思想」を抱いて歩むとき、見えてくる限界とは何か 
●なぜ、「達成の思想」は「成長の思想」へと深化していくのか 
●最期の一瞬に問われるもの

内容説明

「勝者の思想」「達成の思想」「成長の思想」。それは、我々の心の中に、同時に存在している思想です。そして、年月をかけて、成熟し、深化していく思想です。それは、あたかも、階段を、一段、一段と、深みに降りていくように、我々が人生において、年齢と経験を重ねるにしたがって、一つの思想から、もう一つの思想へと成熟し、さらにもう一つの思想へと深化していくものです。

目次

「人生の成功」とは何か
なぜ、我々は「勝者の思想」を抱いて歩み始めるのか
「勝者の思想」を抱いて歩むとき、見えてくる限界とは何か
なぜ、「勝者の思想」は「達成の思想」へと成熟していくのか
「達成の思想」を抱いて歩むとき、見えてくる限界とは何か
なぜ、「達成の思想」は「成長の思想」へと深化していくのか
最期の一瞬に問われるもの

著者等紹介

田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。同年民間企業入社。1987年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。1990年、日本総合研究所の設立に参画。民間主導による新産業創造をめざす「産業インキュベーション」のビジョンと戦略を掲げ、10年間に民間企業702社とともに20のコンソーシアムを設立、運営。同社取締役・創発戦略センター所長等を歴任。日本総合研究所フェロー。2000年、多摩大学教授に就任。多摩大学大学院教授。2000年、シンクタンク・ソフィアバンクを設立。同代表に就任。2001年より、新しい時代の生き方と働き方を学ぶメンター・コミュニティ、「未来からの風フォーラム」を主宰。2003年、全国4800名の社会起業家が集る「社会起業家フォーラム」を設立。同代表に就任。社会起業家の育成と支援に取り組んでいる。現在、上記の活動に加え、情報、流通、金融、教育、環境など、各分野の企業の社外取締役や顧問を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aika

27
父が猛烈に推してきたので読んでみました。他人との競争に勝つことに主眼をおくのではなく、自己の成長を要として、困難すら成長の機会と捉える考え方はすごくポジティブで素敵だと思います。幸せというものを他人との比較における優劣ではなく自身の中に築き、楽観主義で生きていくことができたならいいですねー*\(^o^)/*2015/10/30

ルル

9
もう一度同じ人生が生きられるのか?何度も生きよ、と言われた時、「然り」と言えるには?2015/10/19

hinotake0117

6
徐々に氏の書は詩のようなリズムをもって我々に迫ってくる感じがする。 今回は成功について。競争から達成へ。達成から成長へ成功の定義が移ってくる時代に。 自分との戦いを通じて成長していくことが本当の意味での成功。2024/03/09

ATS

4
★★★★☆短いけれど非常に深いです。言葉としては理解できるけど、事実として受け入れるにはまだ時間がかかりそうです。『人生における「困難」とは、我々が自らの可能性を拓いていくための そして、我々が成長していくための 素晴らしい機会に他ならない』(P127)2016/03/01

london3

4
これは詩集です!? 3つの切り口が なんかバランスが悪いように感じるけど、 中身は すごいですね。 ふとした時に ふとページを開いて、読み返したくなる本です。  成長しているのだろうか と悩んでしまいそうです。 2009/12/14

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