掃除道―会社が変わる・学校が変わる・社会が変わる

鍵山 秀三郎【著】/亀井 民治【編】

ＰＨＰ研究所（2005/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 20cm
• 商品コード 9784569643595
• NDC分類 159
• Cコード C0030

出版社内容情報

掃除を毎日続けるだけで赤字企業が黒字になり、荒廃した学校が甦り、犯罪も減少した！
全国に広がる「日本を美しくする会」の相談役が、掃除の方法を丁寧に解説するとともに、企業・学校・社会がどう変わったかを紹介する。

内容説明

掃除を毎日続けるだけで赤字企業が黒字になり荒廃した学校が甦り犯罪も減少した！誰もができる「掃除」の驚くべき威力をあますところなく紹介した感動の体験記。

目次

第１章　掃除の変遷
第２章　掃除の基本と心構え
第３章　「日本を美しくする会」誕生
第４章　掃除で何が変わったか―企業経営編
第５章　掃除で何が変わったか―学校教育編
第６章　掃除で何が変わったか―地域社会編
第７章　掃除で何が変わったか―海外編

著者等紹介

鍵山秀三郎［カギヤマヒデサブロウ］
昭和８年、東京生まれ。昭和２７年、疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。昭和２８年、デトロイト商会入社。昭和３６年、ローヤルを創業し社長に就任。平成９年、社名をイエローハットに変更。平成１０年、同社取締役相談役となる。創業以来続けている「掃除」に多くの人が共鳴し、近年は掃除運動が内外に広がっている。「日本を美しくする会」相談役

亀井民治［カメイタミハル］
昭和２１年、鹿児島県生まれ。昭和４５年、東京電機大学（二部）機械工学科卒業。高周波熱錬を経て、昭和５０年に環境整備機器の製造販売を行なうエッチアンドケイを設立、社長に就任。平成１４年、ローヤルを改組設立。平成１５年、ローヤルをシステムジャパンに社名変更し、社長に就任。人材育成の講師や経営コンサルティング、講演活動に従事。薩摩大使（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Gotoran]

掃除に学ぶ。掃除を「率先垂範」「凡事徹底」することで、「掃除道」として、会社、学校、社会の中の人を変えてきた鍵山秀三郎氏実践の書。著者は云う、学はなくとも「しつけ」を重視した両親から学んだ掃除の原点とは、謙虚さ、気遣い、感動、感謝、心磨きと。「掃除道」とはまさに（掃除で得られる）人としての在り方。著者の素晴らしい生き方に素直に感動した。「日本を美しくする会」誕生経緯等の事例ｴﾋﾟｿｰﾄﾞも心に響く。

2013/08/26

[小鈴]

「トイレ掃除を素手で洗う」の源流はイエローハット創業者の経営哲学。鍵山秀三郎の掃除道が企業だけでなく学校や地域に広がった。仏教、禅宗の修行文化からきたのかなと思っていたがまったく別。掃除することで荒んだ心が整えられていく。当時の自動車用品業界はあらくれものの男が中心で荒んでいたが、自らが掃除をすることで周りが変わっていった実感が彼の哲学を支える。普及したのはバブル崩壊後なのも示唆的。荒んだ心は毎日掃除して整えるなんて精神療法に近い。不安を抑えるための掃除。気持ちを落ち着かせ前向きにさせる。

2020/02/14

[大島ちかり]

掃除は世界を変える。まだ経験していないけど、本当だと思います。まだまだ掃除をさぼっちゃうけど、社会が変わると思って、＋αの掃除をやって行こうと思います。

2016/09/05

[coldbeatniks]

仕事をするときに「気づく」ことができるかどうか、当たり前のことを当たり前とないがしろにせず、当たり前だからこそ徹底してできるか、頭の中も自分の周囲もクリアにすることができるか、というところが根本にあっての「掃除道」なのかな、と再読して思う。

2011/02/07

[yamanori]

掃除は大切。迷ったら、掃除。困ったら、掃除。悩んだら、掃除。

2014/06/02