出版社内容情報
家庭で子どもが育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載。
精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。
[PART1]幼児期・児童期
●第1章 子どもの発達と愛情の大切さ
●第2章 落ち着きのない子
●第3章 一緒に遊べない子
●第4章 体や行動に現れる心のサイン
[PART2]思春期・青年期
●第5章 思春期という激動期
●第6章 自分という特異点
●第7章 癒されない愛情飢餓と嗜好
●第8章 ストレスとトラウマが生む異変
●第9章 人間、この不安な生き物 不安障害
●第10章 波に翻弄されて 気分障害
●第11章 暴走する神経 統合失調症
●第12章 ひきこもりと家庭内暴力
内容説明
精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか?発達障害、過食症、PTSD、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力―本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、児童期・青年期の臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録した心の航海図である。
目次
1 幼児期・児童期(子どもの発達と愛情の大切さ;落ち着きのない子;一緒に遊べない子;体や行動に現れる心のサイン)
2 思春期・青年期(思春期という激動期;自分という特異点;癒されない愛情飢餓と嗜癖;ストレスとトラウマが生む異変;人間、この不安な生き物 不安障害 ほか)
著者等紹介
岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。臨床医として、若者の精神的危機に向き合う。また、小笠原慧のペンネームで小説を執筆。第20回横溝正史賞を受賞した『DZ』などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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