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大人のための「ロボット学」

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569642086
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

日本のロボット技術と研究者の思いを紹介する。

世界最高といわれる日本のロボット技術を、それを製作する研究者の思い、ロボット観とともに図や写真を使ってわかりやすく紹介する。

鉄腕アトムやドラえもん、ガンダムやエヴァンゲリオン……日本にはロボットアニメがたくさんあり、多くの人が親しんできました。また、ASIMOやAIBOの登場で、現実のロボットが身近な時代が来たと感じた方も多いでしょう。

▼しかし、ひと言で「ロボット」と言っても、その形状や目指す役割は様々です。ヒューマノイド(人間型ロボット)だけでなく、ロボットスーツやヘビ型ロボットなど、様々なロボットが開発されているのです。

▼そして、それを開発する研究者たちもまた多種多様です。実用性にこだわって開発を続ける研究者、また、エンターテインメントに徹する研究者……本書に登場する方々のロボット観は必ずしも同じではありません。しかし、誰もが熱い思いを持って、ロボットの研究に打ち込む姿勢は変わらないと言えるでしょう。

▼世界をリードする日本のロボット技術と、それに懸ける研究者たちの情熱を感じていただければ幸いです。

[LAB.1]2歳の頃からロボット博士 ロボット技術で文明、文化の進歩に貢献したい――古田貴之(fuRo 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長) 
[LAB.2]未来の宇宙開発を担うロボットたち――吉田和哉(東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授) 
[LAB.3]ロボットとおしゃべりができるようになる ロボットとの音声コミュニケーション研究最前線――奥之 博(京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻教授) 
[LAB.4]身体機能を拡張する ロボットスーツで人の役に立つ――山海嘉之(筑波大学大学院システム情報工学研究科教授) 
[LAB.5]二輪、四輪 そして「究極の移動体」へ――広瀬真人(本田技術研究所上席研究員) 
[LAB.6]生物の巧みな動きに学び、ロボットを創造する――広瀬茂男(東京工業大学大学院機械宇宙システム専攻教授) 
[LAB.7]ロボット・クリエイター奮戦記 どうして私が、世界初のロボット・クリエイターになったのか? ――高橋智隆(ロボ・ガレージ代表 ロボットクリエイター) 
[LAB.8]2050年、サッカーロボットが人間のワールドチャンピオンに勝つ! ――浅田 稔(大阪大学大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻教授 ロボカップ国際委員会プレジデント) 
[LAB.9]家庭用ロボット市場を開拓したAIBO――山口隆雄(ソニー㈱ エンタテイメントロボットカンパニー 担当部長)

内容説明

いくつもの声を聞き分ける聖徳太子ロボット。最大で180kgを持ち上げることを可能にするロボットスーツ。ヘビ型ロボット、クモ型ロボット、ASIMO、AIBO…次世代の基幹産業になると期待されるロボット技術。世界をリードする日本の技術と、研究者たちの熱い思いがわかる。

目次

1 2歳の頃からロボット博士ロボット技術で文明、文化の進歩に貢献したい―fuRo千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長・古田貴之
2 未来の宇宙開発を担うロボットたち―東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授・吉田和哉
3 ロボットとおしゃべりができるようになるロボットとの音声コミュニケーション研究最前線―京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻教授・奥乃博
4 身体機能を拡張するロボットスーツで人の役に立つ―筑波大学大学院システム情報工学研究科教授・山海嘉之
5 二輪、四輪そして「究極の移動体」へ―本田技術研究所上席研究員・広瀬真人
6 生物の巧みな動きに学び、ロボットを創造する―東京工業大学大学院機械宇宙システム専攻教授・広瀬茂男
7 ロボット・クリエイター奮戦記 どうして私が、世界初のロボット・クリエイターになったのか?―ロボ・ガレージ代表ロボットクリエイター・高橋智隆
8 2050年、サッカーロボットが人間のワールドカップチャンピオンに勝つ!―大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授ロボカップ国際委員会プレジデント・浅田稔
9 家庭用ロボット市場を開拓したAIBO―ソニー(株)エンタテイメントロボットカンパニー担当部長・山口隆雄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KKK

0
弟が借りてきた本を拝借。少し時代遅れで適当に読んでいたがなかなか面白かった。ロボットと一言で言っても、人型、宇宙開発用、ガンツに出てくるよう名強化スーツ、生物型など様々なものが。高橋智隆さんの生き方にはすごい勇気付けられた。好きなことを追い大学を二回出てるなんて。それから時には違うベクトルでも、最終的には同じ目的に貢献できること。2013/08/15

鳥義賊

0
現在タイムリーな話題、と思いきや2006年の出版でちょっと話題が古かったか。意外に二足歩行にこだわっているエンジニアが多いように感じたのは編集の好みなのかな?2011/04/30

Q-Q

0
五年ほど前に出た本なので、現状はさらに進んでいると思われるが、ロボット開発にかける熱い想いは充分伝わってくる。分野によって必要とされる機能は変わるが、根底にあるのは、少しでも便利な世界にしたいということ。介護や医療の現場で期待されるHALを開発している方の、軍事目的に使われるべきではないとの意見には賛成。ただ科学技術が最も進歩するのは、戦時というのは、悲しいかな兵器開発の歴史が証明している。私見だが、そもそも科学とは生活を充足させるために存在するのであり、生命を脅かすものであってはならないと望む次第である2010/12/15

oko1977

0
ホンダのアシモや、SONYのアイボ、蛇ロボット、ロボットベンチャー創設者の高橋氏、ロボサッカーの生い立ち等、活躍されている方々が日本のロボット最先端を語ってくれている本。
好きでやっているというのが読んでも伝わってくる気がします。青学の富山さんの下で学びたくなります。

面白いと思ったのは、一口にロボットといっても、ヒューマノイド、産業用ロボット等さまざまなマイルストーンがあるということ。人間と同じ場所で支援するならヒューマノイドだが、産業の現場ならヒューマノイドを目指すのは
2008/06/10

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