力を引き出す―どん底から個人と組織を甦らせる

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569640952
  • NDC分類 783.2
  • Cコード C0034

出版社内容情報

柳本流、敗者復活のマネジメントを綴る。

二度の廃部、うつ病を乗り越え、大胆な若手と個性派選手起用で五輪出場を勝ち取った敗者復活のマネジメント、そして五輪の真実を綴る。

人として絶望の淵に立たされた時、どう行動すればよいのか?  どん底の組織を任された時、リーダーとして取るべき方策とは?

▼不況の煽りを受け、監督として二度の実業団チームの廃部、そしてうつ病を乗り越えた信念。バレーボール協会から使うなと言われた「負け組」選手を集め、栗原、大山の新人を大胆に抜擢し、監督就任前の世界選手権で13位のチームをアテネ五輪5位まで押し上げた奇跡と感動のマネジメント力を開陳!

▼内容例を挙げると、◎挫折を経験した選手は、負けを勝ちにつなげられる ◎個性をぶつかり合わせ、化学反応を起こさせる ◎組織を束ねるには、トップの三人を抑える ◎マネジメントとは「コミュニケーション力」である ◎どん底から自分と組織を甦らせる等々

▼今だから語れるアテネ五輪の秘話も明かされる。

▼絶望の中からアテネ五輪に挑んだ著者のマネジメント手法は、ビジネスの実践で活躍するリーダー、指導者にも格好のバイブルとなる。

内容説明

監督として二度の廃部、うつ病を乗り越え、新人のメグ・カナ、「負け組」選手を抜擢して、世界選手権13位からアテネ五輪5位入賞を果たしたリーダー・指導者のバイブル。

目次

1 アテネ五輪―「仲良し集団」となったチームの崩壊と再生
2 選手が考え、行動する“闘う集団”に
3 実戦こそ、人を成長させる良薬である
4 マネジメントとは、「コミュニケーション力」である
5 苦難の中にこそ、勝つエッセンスがつまっている
6 どん底から“自分”と“組織”を甦らせる
7 北京に向かって

著者等紹介

柳本晶一[ヤナギモトショウイチ]
1951年6月5日、大阪市生まれ。現役時代のポジションはセッター。大商大附属高校から70年に帝人三原に進み、71年に新日鉄へ移籍。兼任監督だった82年に日本リーグ(現Vリーグ)優勝。73年、日本代表に初招集されるが、世界一のセッター猫田の控えに甘んじる。日本代表として74年、アジア大会優勝、同年、世界選手権3位、76年、モントリオール五輪4位など。85年、タイの男子ナショナルチームを指揮し、アジアシーゲームスで優勝。その後86年、日新製鋼バレー部監督に就任。史上最速でVリーグまで上り詰めるものの廃部。97年、女子の東洋紡監督に就任。98年、Vリーグを制し、初の男女制覇監督になる。2002年、東洋紡バレー部廃部。2003年2月より、全日本女子バレーボールチームの監督に就任し、アテネ五輪で5位入賞を果たす。2004年12月、監督続投を正式に発表する
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kera1019

3
勝つために選手一人一人が判断し、実際に行動する。今、この状況でしなければならないのは何か。監督の支持を待つのではなく、それぞれの選手が自分で考えて判断し、しかも他の選手と同じ判断を共有し、それぞれの役割を果たすべく機能的に動く 。監督に動かされるのではなく、自分自身で考え行動できるよう意識改革を行った柳本監督の手腕はまさに「力を引き出す」ということですね。2014/09/19

shiho

1
前作と内容は若干かぶるけどアテネ前後の話もあるし面白かった。2011/11/16

ケニチ

1
コーチ時代を思い出すなあ。2011/10/07

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