出版社内容情報
数々の著作から選りすぐった、現代に通じる考え方。
『知価革命』『組織の盛衰』等、数々の著作の中から、時代を超えて通じる物の見方・考え方をジャンルごとに編纂。待望の初の箴言集!
『知価革命』『組織の盛衰』など、歴史・文明の本質を見事に喝破した珠玉の言葉の数々。待望の初の箴言集!
▼本文より―
●未来に眼を広げると、楽しい人生を発見する。
●職業は「有利」よりも「好き」で選べ。
●人間は所得の格差よりも消費の格差を嫉妬する
●起業に必要なのは憤りと実業化の志だ。
●変えられないものは利点と見なければならない。
●組織の死に至る病は三つある。機能組織の共同体化、環境への過剰適応、成功体験への埋没である。
●「概念(コンセプト)」の形成は全体の創造であって、部分発想の積み上げではない。
●敏感な知性で選別した知識は「次」を捉える「知恵」になる。
▼『堺屋さんは世界の人々に「目から鱗」の時代分析を披歴してきた。過去の歴史を的確に分析し、そのデータの積み重ねの上に将来の予測を組み立てて、なおかつ誰もがうなるような警句にするとなると、堺屋さんの独壇場である』――田勢康弘氏(日本経済新聞コラムニスト)
内容説明
「時代が変わった」とは、正義の基準と価値の尺度が変わった、ということだ。知識は客観的で、倫理は主観的な方がよい経営者が陥りやすいのは、その逆だ。待望!初の箴言集。正しい見方、新しい発想、だから未来型の思考ができる。
目次
人と人生
日本と日本人
経営と経済
組織
知恵と知価
情報と文化
国家と政治
倫理と美意識
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省(現経済産業省)に入る。日本万国博覧会を企画し、開催を実現する。1978年通産省を退官、執筆・評論活動に入る。1998年7月より2000年12月まで国務大臣経済企画庁長官を務める。現在、上海万博顧問、東京大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科代表
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